痛ましい事故が続きます。

徳島県小松島市で登校中の児童の列にトレーラーが突っ込み、小学4年生の女子児童が亡くなりました。左折時に前方を確認せず、巻き込んでしまった可能性が強いです。

亡くなった女の子は、他の児童2人と一緒に登校していました。その中には姉と弟が含まれていました。きょうだい3人で登校している最中の事故でした。

登校中の児童 大型トレーラーにはねられ死亡 運転手逮捕 徳島

16日朝、徳島県小松島市の交差点で、複数の児童で登校していた小学生の女の子が左折してきた大型トレーラーにはねられて死亡しました。警察は大型トレーラーの運転手をその場で逮捕し、詳しい状況を調べています。

16日午前7時半ごろ、徳島県小松島市和田島町の県道の交差点で、近くに住む小学4年生の藤井潤美さん(10)が左折してきた大型トレーラーにはねられました。

この事故で藤井さんは頭を強く打つなどして死亡しました。

警察によりますと現場は信号機がある交差点で、藤井さんは複数の児童で登校する途中に事故にあったということです。

警察は大型トレーラーを運転していた徳島県鳴門市の会社員、福井暁生容疑者(53)をその場で逮捕しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211216/k10013390501000.html

亡くなった女児はその場で死亡が確認されました。誰が見ても・・・・という状態でした。言葉がありません。

事故現場は県道273号線と県道218号線が交わる交差点です。

県道218号線を北上して交差点を左折して和田島緑地方面へ向かおうとしたところ、児童を巻き込んでしまった様子です。

事故現場や小松島市立和田島小学校との位置関係を見るに、途中までは県道218号沿いを歩くのが通学路だったと考えられます。その途中に事故現場である、県道273号線と交わる大きな交差点を渡る箇所がありました。

事故現場は交通量が多いのですが、非常に見通しが良い場所です。

突っ込んだトレーラーは、輸送用の大型コンテナを積載していました(中身は不明)。タイヤの大きさは目視で約90センチほどあります。小さな子供が巻き込まれては、一溜まりもありません。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211216/k10013390501000.html

少しだけ気になったのは、いわゆる「見守り体制」です。大型トレーラーが頻繁に行き交う交差点を児童が通過します。ここに地域住民が立ち、ドライバー達に児童の存在をアピールしていれば、運転手は児童の存在に気付けたかもしれません。

児童は信号を守って横断歩道を渡った筈です。ここにトレーラーが突っ込んできたら、避け様がありません。本当に悔やまれます。