先日、久しぶりに大阪市内中心部の百貨店や繁華街へ出掛けました。コロナ禍前ほどではありませんが、久しぶりに黒山の人集りを目撃しました。
特に目立ったのは若い人ですね。コロナ禍前とほぼ同程度だと感じました。それと比べると、家族連れはまだ回復していません。高齢者は殆ど見かけず、以前はどこにでもいた外国人観光客は皆無でした。
人出が回復基調といっても、その内訳は依然と大きく異なっています。
駅や観光地毎の人出にも違いが生じています。株式会社Agoopが公開している新型コロナウイルス拡散における人流変化の解析(西日本版、~11/22)から引用してご紹介します。
清水寺・高台寺周辺は昨秋水準に回復
観光客の推移が分かりやすいのは、京都随一の観光エリアである清水寺・高台寺周辺です。
9月以降の週末は週を追う毎に人出が増え、遂に11月下旬にはGoToトラベルが実施されていた昨秋並みの人出まで増加しました。
先週末に京都駅前や清水寺が混み合っているというツイッターを見かけました。数字でも裏付けられました。
清水寺こんなに混むなんて聞いてない。 pic.twitter.com/6mqhd5dTSx
— mykn1982 (@mykn1982) November 20, 2021
11/20京都駅10時台の清水寺方面の待機列
ついに地下街入口K点越え大増発しているので待てば乗れますが
地下鉄で東山駅⇒バスで清水道へ南下もおススメ日祝の10過ぎに京都駅に到着の方へ裏ワザを
清水寺・高台寺・祇園・銀閣寺へは
「10:19発 C3のりば 京都バス18系統」
並ばずに乗れますよ pic.twitter.com/Sv1gErqoaS— Manabu INOUE (@kasobus) November 21, 2021
なんばはコロナ禍以前の水準に回復
より一層の人出があったのはなんば周辺です。コロナ禍以前である昨年1-2月の水準に到達しました。
なんばでは数多くの感染者やクラスターが発生したと報じられた為、人出は大きく減少していました。しかしながら感染者が著しく減少し、この地域を避けていた人間が戻ってきた様に感じました。
梅田は戻りがやや遅い
梅田も人出が大きく増えていますが、なんばと比べると戻りが遅いです。
理由の一つは「客層」と「交通網・商圏」でしょう。
梅田界隈は複数の大型百貨店が大きな割合を占めています。買い物客に高齢者が占める割合がなんばより高いでしょう。若者と比べ、高齢者の人出はまだ戻りきっていません。
また、なんばより梅田の商圏は広いと言われています。東は滋賀県・西は三ノ宮や明石からの集客が見込めます。
しかしながらコロナ禍によって遠出する意識が大きく低下しました。滋賀県なら京都、兵庫県内なら三ノ宮や西宮で重文と判断し、梅田までやってこないと考えられます。
USJは爆発的に増加
人出が急激に回復し、コロナ禍前の水準を上回ったと考えられるのがUSJです。
入場制限の大幅緩和・日帰りできる行楽地・万全の感染対策等が好まれているのでしょう。「近くで楽しむ」というトレンドに合致しています。
お出掛けはお早めに
12月以降の新型コロナウイルス感染者の増減は全く見通せません。
換気が難しくなってワクチンの効果が落ちてくる年末年始から第6波がやってくるという指摘がある一方、現時点ではリバウンドの予兆が見えません。
どこか遠くへ出掛ける予定があるのでしたら、早めに出掛けるのが良いと考えています。感染者が少ない内に確実に出掛けるのが賢い方法です。
GoToトラベルの再開を待っている方もいるでしょう。しかし昨年の経験から、パッケージツアー代金や宿泊料金が値上げされ、観光地が大混雑するのは避けられません。
その前に出掛け、羽をしっかり伸ばした方が満足度は高いでしょう。
様々な新幹線割引きっぷを利用して遠出したかったのですが、週末に子どもの用事が続いている&平日に疲れ切ってしまう為、出掛けられそうにありません。
年末に実家へ帰省するだけで終わりそうです。
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