大阪府北部で震度6等を観測した、大阪北部地震から満3年が経ちました。

【大阪北部地震】地震当日の保育・学校・家庭・買い物での事例・教訓

当日の揺れの酷さと混乱ぶりは今でも覚えています。今から振り返ると、最善の行動を取れていなかったり必要な物が準備できていなかったりと、反省する事ばかりです。

ただ、地震が発生したのが朝だったので、すぐに連絡が取れたのが救いでした。これが日中だったら、連絡や合流するのに一苦労した筈です。真夜中だったら、状況を把握するのが困難だったでしょう。

これ以後、防災グッズをより手厚く準備する様になりました。

【平成30年台風21号・大阪北部地震】防災グッズの重要性を痛感しました

ここ数年の間に全国各地を襲った災害を見ていると、急所は「非常時の電力確保」と「夏場の暑さ対策」だと感じました。

電力についてはモバイルバッテリーを追加し、更にAC電源が取れるバッテリーを準備しようか悩んでいます。購入するなら6月20日から始まるAmazonプライムデーですね。

夏場の暑さ対策は重要です。大阪北部地震は6月、台風21号は9月だったので、実は真夏の暑さの中での停電を経験していません。バッテリー内蔵型の扇風機を準備しましたが、これだけだと心許なくも感じています。

地震で高槻市立小学校の敷地境界線上に立てられていたブロック塀が倒れ、小学校4年生の女の子が犠牲になりました。

 高槻市立寿栄小学校では、登校中だった三宅璃奈(りな)さん(当時小学4年生)が、倒れたブロック塀の下敷きになり亡くなった。同小学校では18日朝、浜田剛史市長や地震翌年に着任した佐藤美恵校長らが正門の献花台に花を手向けた。佐藤校長は「これからも事故のことを決して忘れず、安全で安心な学校づくりに全力で取り組んでまいります」と述べた。

https://digital.asahi.com/articles/ASP6L3G2YP6JPTIL042.html

事故後、同小学校のブロック塀は撤去され、軽量フェンスへ変更されました。

【地震前】

【地震後】

これ以降、学校や保育所での安全対策も再検討が行われました。

ブロック塀が半透明のフェンスに交換されました。災害時の避難訓練がより実践的となり、シチュエーションに適した場所へ避難する様になりました。非常用の備蓄物資も増強されました。非常時の緊急連絡方法は電話・メール・ウェブサイトを併用するものとされました。

自然災害はいつやってくるか分かりません。特に地震は全く予兆がありません。万が一に備え、出来る範囲で準備しておきたいですね。