台風21号・大阪北部地震・北海道地震の後に、「あっ、○○があれば良かった!」「○○があれば重宝するだろうなあ」と思う物が多数ありました。
そうした物の中から、特に子育て世帯が準備しておきたい防災グッズをまとめてみました。我が家も揃えています。
モバイルバッテリー・乾電池
電力が絶たれても、最低限の生活・連絡・情報収集等を行う手段を確保するのが重要です。
最も重要なのは、誰しもが持っているスマホを動かし続ける為のモバイルバッテリーです。関西空港や北海道各地にて、スマホを充電できる場所を探して右往左往する大勢の人を見掛けました。
こうしたモバイルバッテリーは日常使いにも便利です。私は旅行用鞄に入れておいたり、屋外でスマホを多用する時に持ち出しています。タブレットも充電できます。
当然ながら乾電池も重宝します。我が家は普段使いにも利用できる、エネループを大量に備蓄・使用しています。家中で100本ほどあるかもしれません。
また、単3を単1・単2へ変換するスペーサーも便利です。単3エネループで統一できます。
停電が長引いた千葉で大活躍したのは発電機です。
太陽光充電器(ソーラーチャージャー)
ただ、こうしたモバイルバッテリーは電力が復旧しないと再充電できません。そこで役に立つのが「ソーラー充電器」です。
amazonのレビューを読む限り、ソーラーチャージャーは太陽光パネルを展開できる製品が良さそうです。広げられないタイプは充電するのに非常に長い時間が必要だと指摘されています。
モバイルバッテリーやソーラーチャージャーからは、USB端子を経由して電力が出力されます。その為、電力を利用する防災グッズはUSBから充電できるタイプが重宝しそうです。
LED懐中電灯・ランタン
明かりの確保は欠かせません。
いずれもUSBで充電できるタイプです。ランタンは長時間照らせ、懐中電灯は強力な光を発します。互いに補完し合う関係です。
https://twitter.com/marumi_marumi/status/1181706464747905024
停電中の夜間に「ライブ用のサイリウム(ペンライト)が役だった」という話も聞きました。
携帯ラジオ
災害時の情報収集で重宝するのは携帯ラジオです。
水・食べ物
大規模な自然災害は物流を遮断します。スーパーマーケット等にある商品は、あっという間に売り切れてしまいます。大阪北部地震の際は、殆どの商品棚が夕方には空になっていました。
必要不可欠なのが「水」です。我が家はペットボトル数本を常備し、定期的に使いつつ入れ替えています。
カセットコンロ・ボンベ
停電中でもお腹が空きます。多くの家庭にはレトルト食品が豊富に揃っているでしょう。しかし、何らかの方法で温めなければなりません。
簡単なのはカセットコンロ・ボンベで水を沸かし、レトルト食品を加熱する方法です。
軍手・スコップ
大阪北部地震や台風21号が過ぎ去った後、周囲の道路には瓦礫・トタン・ゴミ等が散乱していました。これを安全に片付けなければなりません。
テープ
子育て世帯への支援の遅さ
ここで紹介した商品の多くは、日常生活でも役に立つ物です。防災専用グッズを揃えるのはコスト面で高く感じますが、毎日の生活で使える物と考えれば安い物でしょう。
被災後の報道を見て感じたのは、「子育て世帯への対応の遅さ」です。
役所や自治会等が真っ先に安否確認・救助・支援を行うのは、決まって高齢者です。それ以上に自由が効かない子育て世帯は、後回しにされていると感じました。
天災はいつやってくるか分かりません。万が一に備え、必要だと思われる物は事前に準備しておきたいですね。
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