4月22日に発表された大阪府内の新型コロナウイルス感染症に関する情報には、基礎疾患が無い30代女性が4月15日に死亡した旨が掲載されていました。
まだまだ若く、残念でありません。同じ世代の方が亡くなると、「コロナは他人事では無い」と痛感させられます。働き盛りとも言える年代であっても死に至らしめる、新型コロナウイルスの恐ろしさを実感させられました。
大阪府議会議員の山田けんた氏によると、亡くなられた方は府内の学校で働く教員だったそうです。
本件は、私の個人的人脈から入手した情報です。しかし、調べてみると、大阪府でそのような情報は公開されていません。誤報か、隠蔽か。自宅療養は現時点でも9000人いるのに、死亡は4波で8人しかいないそうです。もっといると考えるのが普通かと思います。
— 山田 けんた 大阪府議会議員 枚方市選出 (@YamaKen_HiraP) April 21, 2021
府は、本日公表された死亡者の中に、自宅療養者はいないと言っているそうです。なら、なぜこんなにも公表が遅れたのか。明日問い合わせます。
— 山田 けんた 大阪府議会議員 枚方市選出 (@YamaKen_HiraP) April 22, 2021
大阪の救急搬送は破綻しています。数時間・数十時間も搬送先が決まらない事例が相次いでいます。搬送待ちの為の待機場所を作るなんて、冗談のような本当の話が実施されました。
「入院先決まらず」相次ぐ 大阪市内に一時待機場所設置へ
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210421/2000044297.html
学校や教え子の間では悲しみが広がっているでしょう。
学校で働く教員は、新型コロナウイルスに感染しやすいリスクを抱えているかもしれません。多くの児童生徒が集う学校、朝から夕方までずっと話し続ける授業、密になりやすい職員室、部活動の指導、テレワークが難しい業務全般、数え上げればキリがありません。
また、教員が罹患してしまうと、多くの児童生徒や教職員へ感染を広げる危険性も高いです。35人が感染した豊中市立新田小学校クラスターでは、教職員間で感染が拡大しました。
大阪府は福祉施設等の職員や利用者が素早くPCR検査を受けられる「スマホ検査センター」を解説していますが、学校で働く教員は対象外です。
教員は感染しやすく、感染を拡大させやすい職業です。検査センターの対象者に学教教員も加えられないでしょうか。
若い先生だったのですね…言葉がありません。
色々な意見があるとは思いますが、
・オンライン授業にする事で、先生も子どもも少し感染リスクを避けられる
・毎日先生や友だちと会う事で子どものメンタルは少し(去年よりは)守られる、学習していく中での疑問点も、毎日少しは先生に聞くことができる
・保護者の都合でオンライン授業ができない子は朝から一応預けられる
・給食が命綱になっている家庭にも食事を提供できる(子ども食堂が活動しづらい今は救われる子もいるのでしょう)
・フルオンラインよりも生活リズムは安定する
・フル登校よりもリスクが少しでも減らすことができる
・オンライン授業に少し慣れることができる
など、痛み分けのようですが多方面に配慮した結果の苦肉の策のような印象を持ちました。
先生方のご負担は大変なものだと思いますし、この週末は家庭でもオンラインの設定にかなり時間がかかりそうです。
ひとまず連休も挟むので、仕事先に頭を下げながら乗り越えたいです。医療機関の方の頑張りでなんとか踏ん張っているようなギリギリのところだと思います。できる事はなんでも頑張ろうと思っています。
なつさんのコメントを見ていて、秀逸にまとめられているなと感心しておりました。
おっしゃられるように多様な立場の方々への配慮の結果なのかなと思います(皺寄せは学校にきていますが、、、)。
このような記事を拝見して危機感を目の当たりにすると、冷静さと怖さを取り戻しますが日常生活に急転を強いられるとパニックになりますよね。私もそうでした。
今は自分と子供達の安全と、日常とのバランスをどうにか取りつつ、自分たちで考えながら乗り越えていきましょう。