恐れていた事態が遂に現実化しました。
厚生労働省から発表された人口動態統計速報によると、2021年1月出生数は63,742人となりました。前年同月より10,930人(-14.6%)も減少しています。まさしく急減です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2021/dl/202101.pdf
最大の原因はコロナ禍でしょう。それ以外は思い当たりません。
この減少率が1年に渡って継続すると、2021年の出生数は75万人を割り込む見通しです。2020年より13万人も減少してしまう計算です。
落ち込みが特に著しいのは東京都です。2020年1月の出生数が8,442人だったのに対し、2021年は6,639人へと激減しています。減少率21.4%です。
2021年2月以降の数字も大きな落ち込みが予想されます。コロナ禍によって老人の死亡率は緩和したと聞きましたが、反対に産まれてくる日本人は激減してしまいました。