東京の感染者が過去最高の1,591人という報道に驚くと同時に、兵庫や大阪の感染者も過去最高を更新しようとしています。
【速報】東京の新型コロナ新規感染者1591人 重症者は113人 ともに過去最多
東京都できょう新たに新型コロナウイルスの感染が確認された人は1591人で過去最多となりました。
1日の感染者数としては過去最多だった去年12月31日の1337人を大きく上回りました。
また重症者も113人で過去最多となりました。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/index.files/030106sokuhou.pdf
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/otegami.pdf
兵庫で過去最多248人感染 新型コロナ
兵庫県は6日、新型コロナウイルスの新規感染者が、1日当たりで過去最多の248人になったと発表した。200人以上の感染者が確認されるのは2日連続で、これまで最多だった昨年12月25日の231人を上回った。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202101/0013987480.shtml
「大阪も過去最高見通し」という話は、ちちんぷいぷいで報じられたそうです。
大阪も過去最多になりそう、といまMBSで。
— 能川元一 (@nogawam) January 6, 2021
大阪の過去最高は11月22日の490人でした。これを更新してしまうのでしょうか。仮にそうであれば、増加傾向へ転じてしまっています。
大阪コロナカレンダー(第三波)
報告 日 月 火 水 木 金 土
10/04 *39 *31 *59 *51 *49 *58 *52 計*339
10/11 *45 *26 *69 *61 *51 *53 *50 計*355
10/18 *50 *41 *65 *82 *78 100 *96 計*512
10/25 *70 *43 142 117 125 137 143 計*777
11/01 123 *74 156 *85 125 169 191 計*923
11/08 140 *78 226 256 231 263 285 計1479
11/15 266 *73 269 273 338 370 415 計2004
11/22 490 281 210 318 326 383 463 計2471
11/29 381 262 318 427 386 394 399 計2567
12/06 310 228 258 427 415 357 429 計2424
12/13 308 185 306 396 351 309 311 計2166
12/20 250 180 283 312 289 294 299 計1907
12/27 233 150 302 307 313 262 258 計1825
01/03 253 286 394
昨日行われた関西広域連合会議では、関西では緊急事態宣言の発出を要請する状況ではないものの、感染者が急増したらその限りでは無いとしています。
関西圏域の感染状況は、全体として高止まりしていることから、ただちに緊急事態宣言の発出を要請する状況にはないと考えられるものの、今後、特に大阪、兵庫、京都において感染が急増する場合などには、この3府県から要請するので、その際には迅速に対応されたい。
https://www.kouiki-kansai.jp/material/files/group/4/teigen0105.pdf
具体的な基準につき、兵庫県の井戸知事が「3府県の重症病床使用率が50%を超えたら相談したい」と話しています。
会議後、兵庫県の井戸敏三知事は宣言再発令を政府に要請するタイミングについて重症病床の使用率を挙げ、「総合的な判断になるが、3府県とも50%を超えるような状況になれば相談しなければいけない」と述べた。兵庫の使用率は5日時点で42%になっている。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202101/0013985467.shtml
大阪・京都は既に50%を超えています。1月24日時点での兵庫県の使用率は42.2%(49/116)です。
3府県の感染者が今まで以上に増加してしまうと、関西でも緊急事態宣言が発出される可能性が高まります。
もしも発出された場合の準備はできていますか?
学校や保育所等は継続して運営される見通しですが、行事の一部は中止になってしまうかもしれません。1月の予定表には遠足が組み込まれています。
お稽古事や学習塾等の一部は休止するのでは無いでしょうか。地域関係の行事の大半は取りやめとなるでしょう。
関西でも事態が急変する恐れがあります。他山の石では済みません。どうしても外せない予定等は前倒しにする等、早め早めの対応を行った方が良い局面となりました。