大阪府内の新型コロナウイルス感染者は急増しています。11月22日は490人という最多記録を更新しました。

大阪府内では学校や保育施設等でのクラスターが連日の様に発生しています。

ここ2週間に限っても、4大学・1学校・2児童関連施設でクラスターが発生しています。


http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/1124.pdf

大阪大学クラスター(22人感染)

豊中市の大学関連は大阪大学クラスターですね。サークルでの会食で広がったのでは無いかと指摘されています。

 11月10日(火)、11日(水)、12日(木)にお知らせしました本学学生の新型コロナウイルス感染についての最終報告です。

 これまでの報告で、当初感染者1名、その濃厚接触者16名中14名の感染が確認されたことをお伝えしました。

 このたび、この14名との濃厚接触者30名全員のPCR検査が終了し、うち1名の感染が新たに確認されました。なお、この1名に対する濃厚接触者は認められておりません。

 以上により濃厚接触者の調査及びPCR検査はすべて終了し、本事案に関する感染者は16名となりました。

 感染者16名は、医療機関または指定された宿泊施設で療養中です。また、検査結果が陰性であった濃厚接触者については、保健所の指定する期間中、自宅待機を行っております。

 なお、本事案は、友人同士による学外での飲食等に起因するもので、キャンパス内での感染拡大は認められておりません。(以下省略)

https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2020/11/20201117001

「豊中市」とあるので、吹田キャンパスではなく石橋キャンパスですね。

サークル関係者が複数人で会食し、感染が広がったとされています。

大阪府立大学クラスター(14人感染)

団体旅行関連②は大阪府立大学のサークル旅行ですね。GoToトラベルを利用した可能性が濃厚でしょう。

旅行によって感染が広がるのは旅行者・観光地間ではなく、同一グループを主とする旅行者間でしょう。旅行終了後に体調不良が判明し、地元の医療機関や宿泊療養機関に入所します。

11月10日(火)にお知らせした、本学学生の新型コロナウイルスへの感染に関して、新たに濃厚接触者が確認されましたのでお知らせします。

前回、本学のサークルに所属する学生が旅行し、当該学生の感染が判明したことから、旅行に参加した他の23人全員が濃厚接触者に指定された旨をお知らせしました。

〈11月12日14時現在:陽性11人(当該学生含む)、陰性4人、結果待ち9人〉

その後、保健所の調査により、陽性となった学生が他の旅行にも参加していたことが判明し、新たに本学学生12人が濃厚接触者に指定されました。

http://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20201112/

その後の大学の対応が波紋を呼んでいます。サークルや部活動に対して「会食や旅行をしない」という誓約書の提出を求めているそうです。

 サークルの旅行に参加した学生の集団感染が確認された大阪府立大(堺市中区)が、すべてのサークルや部活動に対して、活動の前後には会食や旅行をしないことを誓わせる文書の提出を求めていることがわかった。大学によると、学生から「厳しすぎる」という声が寄せられているという。

 府立大学生課によると、誓約書は、会食について「5人以上禁止」「少人数も自粛」と求めている。さらに、もともと禁止されていた合宿に加えて、同じ団体内の仲間どうしでの旅行も禁じた。誓約書を提出した団体だけに活動を認め、もし内容に反した場合には「いかなる処分も受ける」ことを求めている。18日に各団体の代表にメールを送り、全学生にも専用サイトで知らせた。

 府立大では、兵庫県内へ1泊2日の旅行へ出かけた二つのサークルグループ計36人の学生のうち、17日までに15人の感染者が出た。18日まで大阪府内にある三つのキャンパスへの学生の立ち入りを禁じていた。

 学生課の担当者は「学生の活動を一律に禁止することは避けてきたが、集団感染が起きたため苦渋の決断をした」と話している。

https://digital.asahi.com/articles/ASNCN6281NCNPTIL01C.html

このご時世の中、大人数で会食や旅行を行うのは全く理解できません。繰り返しますが、全く理解できません。

一部の学生は「厳しすぎる」と主張していますが、その考えの甘さが集団感染を引き起こしたのでしょう。未だに甘く考えている学生がいる以上、厳しい制約はやむを得ません。

摂津市の中学校クラスター(22人感染)

摂津市の学校関連②について、摂津市は何ら発表を行っていません。同市の発表は11月5日に公立小学校で感染者が発生した旨が最後です。

(11月5日更新)新型コロナウイルス感染症による臨時休業について
https://www.city.settsu.osaka.jp/disaster/shinngatakorona/gakkou/shouchuugakkou/14771.html

報道では「市内の中学校」「運動部」とされています。

摂津市の中学校では、同じ運動部に所属する生徒7人の感染が確認されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba1b2f934f7a9d9751863bc38c5687a61ce316f5

報道と同じ日に、摂津市にある大阪薫英女学院中学校高等学校が「新型コロナウイルス感染症に関わるお知らせ」を掲載しました(昨日から本日に掛けて削除)。

この度、本校の中学校の生徒が新型コロナウイルス感染症に罹患していることが確認されましたので、お知らせいたします。 現在、茨木保健所において、疫学調査(接触者に関する調査)を進めているところであり、調査の結果により、感染拡大防止に向けて保健所からご指示をいただく予定となっております。 なお、中学校は11月29日まで、併設校の高等学校は11月19日まで臨時休業といたします。

https://www.kun-ei.jp/wp-content/uploads/2020/11/f9584cb8f8aeef2a0bf2d0dc1e73172e.pdf

報道との関係は不明です。

梅花女子大学クラスター(28人感染)

茨木市の大学関連は梅花女子大学です。

新型コロナウイルス感染者の発生について
2020年11月20日(金)に、本学の学生28名が新型コロナウイルスに感染していることが判明しましたのでお知らせいたします。

1. 感染者
学生28名

2. 感染予防対策の状況
キャンパス内の関連施設及びスクールバスの消毒等を徹底し、適切な感染予防対策を施しています。

ご本人の早期の回復をお祈りするとともに、本学は今後とも新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めてまいります。

https://www.baika.ac.jp/news/detail.php?id=1505

豊中市の児童施設クラスター(8人感染)

豊中市の児童施設関連の詳細等は不明です。

ただ、府外事例1例が把握されているので、府外からの利用者もいる施設だと考えられます。

関係者が感染し、大阪府による発表前後から長期に渡って休園している児童施設が市内にありますね。

大阪市の児童施設クラスター(9人感染)

遂に大阪市内の児童施設関連でクラスターが発生してしまいました。把握している限りでは、市内では初めての事例です。

児童施設関連の濃厚接触者等には、中学生や高校生もいます。大阪市内の中学校の臨時休業も続いていますね。

児童施設は生活の場、中高生は部活動、大学生はサークル・会食・旅行

学校や児童関連施設のクラスターには共通点があります。

大学生の感染経路はほぼ全てが「大学の講義外」です。サークル活動・クラブ活動・学生同士の会食・旅行等が目立っています。

中学生や高校生は「部活動」が多いですね。特に運動部や吹奏楽部はマスクを外して激しい呼吸を伴い、更衣室等も利用します。

マスクを外して近距離で会話をしたら、感染が広がってしまうのは当然です。

児童施設は生活の場です。一種の擬似家族の様な関係です。乳幼児はマスクを着用するのは困難です。感染者が入り込んでしまうと、感染拡大を防ぐのは非常に難しいです。

ただ、そうした環境に対し、児童施設関連のクラスターは相対的に少ないと感じています。職員や児童が体調管理に努め、調子が違ったら早めに休むのを徹底しているのでしょう。

大阪府内には非常に多くの感染者が存在しています。子供が感染し、学校等へ持ち込むケースも続出するでしょう。

外出時は常にマスクを着用する、体調不良時は休養する、リスクが高い行為(不特定多数との会食や旅行)は保護者も避けるといった、地道な行動を続けるしかないでしょう。

とは言え、「旅行に行きましょう」「外食に行きましょう」と多額の補助金をぶら下げられると、我慢するのは容易ではありませんね。。。