分散登校が始まって8日目が過ぎようとしています。

午前グループになった子供は朝8時頃に自宅を出発し、昼1時頃に帰宅しています。

長らく学校へ登校できていなかったので、「再開後に無事に登校できなかったらどうしよう?学校がイヤと言われたらどうしよう?」という不安もありました。

しかしながら、現在は毎日楽しく登校し、学校でお友達と遊び、給食をしっかり食べ、何人かで下校している様子です。

来週からは通常授業が始まります。1日5~6時間の授業が行われるそうです(具体的な時間割は未だ見ていません)。

先日、学校から通常授業の再開や今後の学校行事等に関するお知らせが配布されました。

ここから教育委員会やこども青少年局(いきいき)の方針や、お世話になっている学校での対応(矢印部分)を併記します。

通常授業再開後の大阪市や学校の対応

○フェイスシールド(配布済)
グループ学習や大声を出す活動で利用します。
→フェイスシールドを必要とする活動は行わない方針。

○授業参観
教室での参観は三密対策が難しいので、別の方法を考えて下さい。
→オンライン配信や屋外授業の参観等は可能か?

○水泳授業
5年生及び6年生に限り、三密対策(特に更衣室)を行えば可能とします。
→三密対策は難しく、健康診断や治療が間に合わない恐れもある。難しいのではないか。

○夏季休業、冬季休業
夏休みは8月8日(土)~24日(月)、冬休みは12月26日(土)~1月6日(水)です。

○運動会
接触する競技は禁止、参観する保護者も含めた三密対策を行えれば、9月以降に実施できます(中止も仕方ない)。
→プログラムの大幅な変更は避けられない。練習時間を確保できる見通しが立てられない。中止も視野に。

○学校外での活動
9月以降は宿泊や公共交通機関を利用した行事を可能とします。
→修学旅行や遠足等は秋以降に実施、林間学校は中止

○いきいき
6月15日から再開しますが、家庭等で監護ができる方は必要最小限の時間に限って利用して下さい。

○その他
家庭訪問は行いません。

「フェイスシールドを必要とする活動は行わない」としたのは英断ですね。熱中症リスクとコロナ感染リスクの双方を回避する事にしたのでしょう。

水泳の授業は中止なると感じています。狭い更衣室では三密対策ができません。健康診断の予定も立っていません。ただ、真夏に水泳以外の体育授業ができるのでしょうか。

運動会も難しいでしょう。問題なくできるのは、徒競走やリレーぐらいしかありません。

学校外での諸活動は9月以降に行えるそうです。短期間に多くの学校が集中しそうなので、日程調整が大変そうですね。

仕方ないとは言え、昨年までとは全く異なる学校生活となりそうです。今年は安全第一ですね。

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(6/12追記)
大阪市教委が授業時間数を確保する為の方法を示しています。「始業式や終業式の日も授業」や「1日7時間授業」です。

「始業式や終業式の日も授業を」

大阪市教育委員会は、新型コロナウイルスの影響で休校が続いた学校の授業時間を確保するため、始業式や終業式の日も授業を行うことなどを促す通知を、小中学校に出しました。

大阪市では、新型コロナウイルスの感染拡大で小中学校などの臨時休校が続き、週明けの15日から通常授業が始まります。

この影響で、授業時間の確保が課題となっていることから、大阪市教育委員会は具体的な対策を示した通知を市立の小中学校に出しました。

それによりますと、▽今年度は始業式の日も終業式の日も4時間授業を行うよう求めているほか、▽1コマあたりの授業時間を短くしたうえで1日7時間授業にすることも可能だとしています。

また、▽卒業を控える小学6年生と中学3年生については土曜日の授業を少なくとも5回は実施するとしています。

このほか、通常より期間が短い1学期は学習状況の評価が難しくなるとして、通知表での評価は年2回にしてもよい、としています。

これについて大阪市教育委員会は、「前例がないことなので一定の方向性を示したほうがいいと考え、通知を出した。学校ごとに学習の進み方に差が出ないようにしたい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200612/2000030930.html

市教委が始業式や終業式の日の4時間授業を求めているので、これは全ての大阪市立小中学校で導入されるでしょう。子供は大変ですが、給食があれば親としては納得できます。

それと比べると、7時間授業は弱い表示ですね。ただ、既に学校は来週以降の時間割を配っているので、今すぐに7時間授業を導入するのは非現実的です。子供も付いて来れません。

別のニュースでは「小6と中3以外は土曜授業を3回行う」とされていました。学校行事が増える、秋以降に行われるのでしょうか。

昨年までと比べて、子供に掛かる負担は確実に増えますね。勉強に付いてこれない子供も増えます。徹底したフォローを行わないと、今後に禍根を残します。