コロナウイルス、国立感染症研究所より
大阪府内の感染者は徐々に減少しています。少しずつですが、緊急事態宣言の解除も視野に入ってきました。
【コロナウイルス】大阪府の感染者一覧(5/9 16人感染 累計感染者1,732人 退院等990人 死亡59人)
そこで、5月9日までに公表された数字等に基づき、大阪府内の感染者の属性等を簡単に集約してみます。
府内在住者感染者の内、46%は大阪市民
大阪府内で陽性が確認された患者の内、719人の居住地は大阪市でした。感染者から府外在住・調査中を除く、何とか46%が大阪市在住でした。
大阪府民880万人、大阪市民270万人という割合から考えると、大阪市民の感染者率は突出しています。
人口密度が高いのに加え、キタやミナミといった繁華街・医療機関等の複数のクラスターを抱えているのが原因でしょう。
しっかりと調査したわけではありませんが、最多の感染者を有する基礎自治体は大阪市かもしれません。
感染者は会社員・医療従事者・自営業・接客業が多い
最も多い職業は会社員、次いで医療従事者・自営業・接客業という順となっています。
注目すべきは医療従事者ですね。一般的な職業構成比と比べ、感染者が突出しています。多発する院内感染によるものです。女性が多いのは、患者と直に接する看護師の感染が多いと考えられます。
反対に自営業は男性が突出していますね。50代男性が23人と最多です。夜の街との関係を疑ってしまいます。
20代~50代感染者が多い
感染者が最も多い年代は20代の354人でした。男女比はほぼ均等です。
一方、30代~50代の感染者も少なくありません。特定の年代が突出しているわけではなく、満遍なく生じています。
ただ、明らかに少ないのは未就学児・就学児・10代の感染者です。休校・休園措置が効果を上げていると推測されますね。
子育て世帯として注目したいのは、未就学児・就学児の感染経路です。
ほぼ全員の感染者に、家庭内での濃厚接触者が存在していました。家庭内の誰かの感染が、次いで子供の感染も確認されたという流れです。
休校・休園が続いており、子供達は外出する機会が殆どありません。保護者等が外出先でウイルスに感染し、家庭に持ち帰ってきて子供が感染しています。
また、他都道府県では「感染した保育士から園児が感染した」というケースも報告されています。
子供の感染を防ぐのに最も効果的な方法は「身近に存在する大人の感染防止」と言えるでしょう。
学校再開後は校内の消毒等を徹底するという話を聞いています。ただ、これと同時に、児童生徒の保護者や教職員等が徹底的に感染予防を行うのが重要です。
他にも「こんな数字やデータが見たい」「こうした切り口は?」といった物がありましたら、コメント欄等からお知らせ下さい。
毎日の体調管理&感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす(有症者が入り込むリスク)、一定の空間長時間密閉される、他人と同じ物を触れる(接触感染)、会話や食事等を行う(飛沫感染)と感染するリスクが高いと感じています。
マスクは依然として品薄ですが、楽天市場では徐々に入荷しています。Amazonでも時折入荷しています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
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休校・休園は更に延長されそうです。多くのコンテンツがインストールされている、子供向け電子書籍は遊びながら学べるアイテムです。