ここ1週間、大阪市立小学校における深刻ないじめが2件も報じられました。

学校から小2女児が不登校

1件目は此花区内の小学校です。

学校や教育長から適切な対応が無かった被害児童保護者は、何と教育こども委員会の前田委員長を訪ねました。

これを受けて、同じ自民党の木下委員が委員会で取り上げました。

木下吉信委員(自民)

http://osaka.gijiroku.com/g07_Video2_View.asp?SrchID=864

木下委員が配布した資料が衝撃的です。被害児童保護者のメモや教育委員会の報告書です。経過が克明に記されています。

Download (PDF, 2.98MB)

深刻ないじめ、そして小学校が真摯に向き合っていない様子が伝わってきます。教育委員会の「時間が掛かっている」という返事に唖然としました。

相談を受けた前田委員長も厳しい姿勢を示しています。

本件では被害者が警察署へ相談し、児童相談所へ通告し、加害児童が他校へ転校しました。

しかし、「被害者が加害者をを追い出した」という噂が流れ、被害者が更に苦しんでいます。

ぜひとも資料を読みながら、委員会の録画中継を聞いて下さい。いじめに対する意識の低さに言葉がありません。

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(6/15追記)
女児の父親が市教委へ申し入れを行いました。

父親によりますと、大阪市内の小学校に通う女子児童は、2年生だった去年の5月から10月にかけて同じクラスの男子児童から、殴る蹴る、また、後ろから突き飛ばされるなどのいじめをたびたび受け、体調を崩して、現在も登校できなくなっているということです。

父親は、いじめをやめさせるよう学校に求めましたが、適切な対応がなかったとして、教育委員会に対し、詳しい調査と校長ら関わった教職員の処分を求める申し入れをしました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200612/2000030952.html

このテレビニュースを見て真っ先に感じたのは「どうして今になって申し入れを?」という思いでした。

今年3月に市会で大きく取り上げられ、広く知られる事案となっていました。その後も市教委が適切な対応を行わなかったのでしょうか。

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「学校で死ねと言われた」小5女児が自殺

こうした教育委員会や学校の態度が、別の女の子の命を奪ったのかもしれません。

昨年9月、大阪市立小学校の5年女児が自殺しました。「いじめが原因では無いか」と指摘されています。

小5女児が自殺、いじめか 「学校で死ねと言われた」

大阪市立小学校5年の女子児童(11)が2019年9月に自殺し「学校で死ねって言われた。自分死んだって誰も悲しまない」などといじめ被害をうかがわせるメモを残していたことが12日、分かった。両親は同日、市内で記者会見し「学校はきちんと向き合って調査してほしい」と真相究明を求めた。

両親によると、女児は19年9月24日に学校を欠席。同日午後、自宅マンションの高層階から飛び降りて亡くなった。母親(42)はこの日の朝、勉強机に置かれたメモに気付き、欠席連絡と合わせて内容を学級担任に知らせたものの、メモはそのままにしていた。担任は校長に報告せず、女児の死後、身に着けていた衣類のポケットから見つかった。

学校側は約1カ月後に同学年の児童にアンケートを実施。市教育委員会は結果を踏まえて20年1月に「いじめは認められない。学校内での調査は打ち切る」と説明し、市の外部機関である第三者委員会での調査を勧めたという。

母親は会見で「きょうだいが同じ学校に通っている。第三者委の外部の人ではなく、信頼できる先生に調査してほしい」と話した。

市教委の担当者も記者会見し「いじめの疑いはあるが、具体的な行為が把握できていない」と説明した。保護者の要請を受け、市教委が主導する形で学校内の調査を継続するとした。女児が通っていた小学校の校長も同席し「他の調査方法があったかもしれない。ご家族への寄り添い方が適切ではなかった」と話した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56695780S0A310C2AC1000/

「学校で死ねって言われた」手紙残し小5女児自殺 両親が学校に詳しい調査要請・大阪

 昨年9月、大阪市内の小学校に通う小学5年生の女子児童が自宅マンションの11階から飛び降り、亡くなった。両親が12日、記者会見を開き、娘はなぜ死を選んだのか、苦しい胸の内を明かすとともに、学校側に詳しい調査を求めた。

 女子児童の上着ポケットから見つかった手紙には「つらいせいかつ学校が。もうつかれた 本当に本当にごめんなさい さようなら」などと綴られていた。

 さらに、手紙はのり付けされていて、2枚目にも「学校で死ねって言われた」と、苦しんだ思いが隠されていた。

 母親は「水泳がすごく好きでオリンピックに出たいって言っていました。しっかりした子でした」と振り返り、父親も「意志の強い子でした」と語った。

 仲が良く、毎日にぎやかに食卓を囲んでいた家族。前日まで小学校にも通い、家では悩んでいる素振りも見せなかったという。

 母親は「まったくわかりません。なんで今いなくなったのか。何度も思ったんですけどね、事故じゃないかなって。ふざけていて落ちたのかなって。でも遺書読んだら…。違うよね。最期に思った気持ち、彼女から聞くことはできないけど、何を思ったか知ってあげたい」と。

 学校でいじめがあったのか、調査をしてほしいと、両親は学校に願い出た。

 女子児童の死から1か月後、学校は、同じ5年生を対象に「悩んでいたことや嫌がっていたことなど、知っていることはないか」など聞き取り調査をした。

 調査から2か月以上たった日、学校を訪れていた母親は突然、校長に呼びかけられた。その際、教育委員会などから、調査の結果、いじめを特定できるものはないと伝えられたという。

 母親は「(いじめはなかったと)告げられました。(娘の)思いに、一生懸命一生懸命近づいていきたいと思って、学校を信じて、教育委員会を信じて、今までやってきましたけど、きっちり向き合ってもらっているとは思っていません」と話す。

 学校側は、専門家らによる第三者委員会の調査を提案したが、両親は、学校側で、もっとしっかりと調べてほしいと、記者会見を開いた。

 両親は「触れないように、無かったことのようにしないでください。私たちの知りたい気持ちを迷惑に思わないでください」と訴えた。

 その後、学校と大阪市教育委員会も記者会見を開き、見解を説明した。

 大阪市教育委員会事務局指導部初等教育担当の弘元介課長は「いじめの疑いはあると考えている。メモがみつかっていることには(いじめがあった)可能性があると思っている。具体的な行為は把握することが、いまだ、できておりません」と述べた。

 女子児童が通っていた小学校の俵正典校長は「学校としてできることについては、やって参ったと思っている」と語った。

 その一方で、学校は、教室にあった女子児童の荷物を、両親に引き渡す前に倉庫に移動していた。

 父親は「どうも教室ではなく倉庫に置かれていた。ほこりまみれじゃないですけど、そんなところにぞんざいに置かれていたのが残念な気持ちです」と不信の目を向ける。

 俵校長は「いったん倉庫に保管していたのは事実で配慮が足りなかった」と、謝罪した。

 学校と市教委は今後、専門家の意見を聞きながら、学校で調査を進めたいとしている。

 自宅で母親は「一人の男の子が謝りに来てくれたんですけど、その時はすごくうれしかったです。だからたくさんの子の中に自分じゃないかなという気持ちが少しでもあるなら、その気持ちを話してほしい。犯人探しじゃないけど、そこは(誰が娘を傷つけたのか)探していて。でも犯人探しじゃないんですよ」と呼びかけた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00000087-ytv-l27

2つめの記事に学校長の名前が掲載されています。

当該校長は2015年4月に大阪市立北中島小学校(淀川区)へ着任し、2019年3月末の定年退職後も再任用され、引き続いて同校で勤務しています。

4月1日◎北中島小学校に於いて着任式が行われました。南埜 真理子校長先生、藤田 剛教頭先生の後任として俵 正典 新校長先生 大空小学校から坂 幸之介 新教頭先生 大阪市教育委員会からお迎えしました。俵 新校長先生からは子供目線での教育を目指し地域との融合に努めます。坂 新教頭先生からは校長先生の補佐役として努めて参ります。のお言葉を頂きました。どうぞ宜しくお願いします。

北中島地域活動協議会さんの投稿 2015年4月1日水曜日


https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000479/479088/30taisyokuitiran.pdf#page=5

報道等で報じられるまで、大阪市議会にも報告は無かった様子です。教育こども委員長が指摘しています。

2件のいじめは根底で繋がっている気がしてなりません。子供の命を何だと思っているのでしょうか。