日本航空(JAL)の座席指定ページに表示されている「幼児マーク」が話題を呼んでいます。
子連れ知らせる航空会社の「幼児マーク」 海外から賛否の声
日本の航空会社のある取り組みが海外のメディアやSNSで注目を集めています。日本航空が座席指定サイトで幼い子ども連れの乗客の座席を知らせているサービスを巡り、賛成と疑問の声があがり議論となっています。
日本航空では2013年から座席指定サイトで3歳未満の子ども連れの乗客の座席に「幼児マーク」と呼ばれる印を表示して知らせるサービスを提供しています。
この取り組みについてアメリカの男性が先月末、日本航空を利用した際にツイッターで「13時間の旅の間、泣き叫ぶであろう赤ちゃんの居場所を教えてくれてありがとう」と称賛し、ほかの航空会社にも義務化すべきだと訴えたところ、SNS上で大きな議論が巻き起こりました。
このなかでは幼い子どもを持つ親や機内でゆっくりしたいという人たちから賛成の意見が出る一方で、子ども連れの家族を遠ざけ差別につながるなどとして疑問の声もあがっています。
これを受けて海外の有力メディアも次々に記事に取り上げ、「子どもを避けるのか」とか、周囲に迷惑をかけないように気遣う「とても日本的な選択肢」と伝えて注目を集めています。
これについて日本航空の広報担当者は「もともと小さな子ども連れのお客様から『周りの方に子どもがいることを知っておいてほしい』というご意見があって始めました。
すべてのお客様が快適に過ごせるように取り組んでいきます」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191003/k10012110941000.html
話題になったツイートはこちらです。
Thank you, @JAL_Official_jp for warnings me about where babies plan to scream and yell during a 13 hour trip. This really ought to be mandatory across the board.
Please take note, @qatarairways: I had 3 screaming babies next to me on my JFK-DOH flight two weeks ago. pic.twitter.com/kQYQFIqqCD
— Rahat Ahmed (@dequinix) September 24, 2019
機械翻訳した内容はこちらです。
@JAL_Official_jp、赤ちゃんが13時間の旅行中に悲鳴を上げて大声で叫ぶ場所について私に警告してくれてありがとう。これは本当に全面的に必須であるべきです。
注意してください、@ qatarairways:2週間前にJFK-DOHのフライトで隣に3人の悲鳴を上げる赤ちゃんがいました。
私自身は3歳未満児を乗せて飛行機に搭乗した事はありません。長時間のフライトへの不安から、航空機を利用する旅程は徹底的に避けて陸路・航路を利用しました。
航空機に搭乗したのはオムツが外れ、子供が外の景色を楽しめる様になってからでした。
その際も他の乗客の迷惑にならない座席(窓際や最後部等)に着席すべく、予約開始日に予約しました。
新幹線の様に機内を移動できないので、様々な面で非常に気を遣いました。やっぱり新幹線の方が楽です。
実は日本航空(JAL)ウェブサイトには、「幼児マークについて」の案内が掲載されています。
座席指定時の幼児マークについて
3歳未満(生後8日以上)のお子さま連れのお客さまがJAL Webサイトで座席を指定された場合、JAL Webサイトの座席指定画面上では幼児マークを表示し、幼児連れであることをほかのお客さまへもご案内しています。
幼児マークの掲載については様々な意見が上がっていますが、私は差別とは思いません。合理的な区別に過ぎません。
むしろ騒がしい幼児連れを許容してくれる(この言い方も変ですが)乗客が周囲に着席する可能性が高くなるので、ありがたいと感じています。
航空会社の手厚い幼児向けサービス
JALは他にも様々な幼児向けサービスを導入しています。
・チャイルドシートの貸し出し、お持ち込み、お預かり
・ベビーカーの貸し出し
・事前改札サービス
・ミルク作りのお手伝い
・おむつ替え専用テーブル
・赤ちゃん専用毛布の貸し出し
・JALオリジナルグッズ
・機内エンターテインメント
・ベビーと楽しむ空たびBOOKhttps://www.jal.co.jp/dom/support/smilesupport/baby.htmlより作成
全日空(ANA)にも同様のサービスが準備されています。
小さなお子様連れのお客様向けサポートについて
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/domestic/support/family/
小さな乳幼児を伴っていると、様々なサービスを利用する際に事実上の制約が加わる事があります。
仮に乳幼児連れを断ったり冷淡に取り扱うサービスに当たると、例え子供が大きくなってもそのサービスを二度と利用しようとは思いません。
どんな理由であっても乳児連れを拒否した店には、何年経っても行きません(店舗に乳児を断る自由もあります、念のため)。
航空会社が乳児向けにこうした手厚いサービスを提供すると、次からも同じ航空会社を利用しようと思ってしまいます。大きくなった子供も同じ会社を利用するでしょう。
新幹線のサービスレベルの低下を実感中
JALと比べると、残念ながら新幹線の乳児対応は少し残念ですね。
手厚いサービスまでは求めませんが、もう少し多目的室やベビーカー置場を充実させて欲しいです。
最近は多目的室や大型荷物置場が利用されているケースが多く、困っている方をしばしば見かけます。
車掌や販売員が巡回する頻度も減っており、新幹線のサービスレベルの低下を実感しています。
実家がJALしか乗り入れてない空港の近くで
陸路だと5時間近くかかってしまうので
子連れ帰省はほぼJAL利用です。
予約時に、すでに子連れの席があるとわかる場合は
その近くを指定するようにしています。
ほかの航空会社ではないサービスなんですね。
意外でした。
搭乗も優先ですし、機内でも配慮が行き届いているので
一人で0歳と2歳を連れての移動も、躊躇なく何度か出来ました。
夫の都合に合わせなくても、私の予定優先で
気軽に祖父母に孫の顔を見せに行けるのは
JALのおかげだなと記事読んで感じた次第です。
(さらに空港直行タクシーと組み合わせるととても便利かつ安心)
もし同じ移動時間でも、新幹線はちょっと無理だなと感じています。