お盆期間がよーーーーーうやく終わりました。

今年のお盆はいつになく長く、そして過酷でした。食事の準備、帰省、台風直撃等、その日その日に何をしていたかを思い出せません。疲れ果ててしまい、今も引きずっています。

来週からようやく大阪市立小学校の2学期が始まります。

でも未だに宿題(特に絵画や自由研究といった大物)が殆ど進んでいません。今週は子供を泣かせてでもやる決意です(実際はどうなる事やら)。

エッセイストの犬山紙子氏のご主人と娘(2歳)が2人で実家へ帰省し、そして東京へ戻る新幹線の中で事件が起きました。

夫が娘をあやしてたら通報された話

娘は今2歳半、超絶イヤイヤ期である。(中略)

娘、寝て起きて新幹線の中でギャン泣き。(中略)

そして東京につく手前、上野で警察の方々三人乗ってきて夫のところへ。
夫はその時「ああ誘拐で通報されたんだな」ってすぐに思ったそうです。

警察から「重大な誘拐事件の可能性がある」と言われ、パパちがう!パパいや! って叫ぶ娘も空気が急に変わった事で泣き止む。

夫はすぐに身分証、娘の保険証も出し素直に警察に従う。(中略)

最終的に夫の携帯に入ってる娘と一緒の写真を見せて解放され、帰ってきました。 (以下省略)

https://note.mu/inuningen/n/n6deeba36893b

お盆で超満員の中、新幹線で戻ってこられたご主人はさぞ大変だったと思います。「もう嫌だ」と愚痴っても仕方ありません。

いろいろと突っ込み所が満載です。

イヤイヤ期は何を言ってもダメ

イヤイヤ期は本当に大変です。なだめようと何をしても、駄目な時は全く駄目です。周囲で何が起ころうと、空気を全く読まずにひたすらイヤイヤです。

自宅や公園等ではそのまま放置して落ち着くのを待つのが楽です。

しかし、満席の新幹線だと周囲から白い目で見つめられがちです。効果が無いと分かっていても、何とかなだめようとしなければならない状況に追い込まれてしまいます。

分かっている方は「五月蠅いけど仕方ない、親も大変だ。」と理解してくれるでしょう。しかし、全く分かっていない方も少なくありません(特に中高年男性)。

新幹線で誘拐犯が逃げる?

余りに子供がイヤイヤして泣き続けているので、不審に感じた乗客の誰かが「友会の疑いがある」と通報したのでしょう。本当に誘拐事件だったら、お手柄です。

ただ、誘拐犯がお盆シーズンの超満員の新幹線で移動しようと思うでしょうか。

座席に座るのさえ難しく、車両外へ逃げる方法はなく、周囲の目や防犯カメラが光っています。簡単に確保されてしまいます。

誘拐犯がこの新幹線で逃走を図るシチュエーションが想像できません。

また、通報する前に手荷物は確認しなかったのでしょうか。

2-3歳の子供と一緒に新幹線に乗車するのであれば、オムツ・着替え・飲食物・おもちゃ等を入れたカバン(マザーバッグ)を持ち歩いているのが一般的でしょう。

カバンがあり、しかも慣れた様子で物を出し入れしていれば、誘拐犯だとは考えにくいです。

「親子が一緒に写った写真」は重要

最終的にご主人は、子供と一緒に撮影された写真を見せ、警察から解放されました。

親子一緒に写真が決め手となって解放されたケースは他にもあります。声優の落合福嗣さんです。

念のため、全ての子育て家庭は、家族全員が一緒に写った写真をスマホ等に保存しておくべきかもしれません。

あれこれ主張するよりも、写真1枚でスッキリ証明した方が楽です。

「うるさい」と怒鳴る男性が移動すべき

警察通報に対し、犬山氏は「警察の方は何も悪くない、むしろ子どもを守るためにこうやって動いてくださってありがとうって気持ちです。」と理解を示しています。

一方、同氏が腹を立てているのは「うるさい!」と怒鳴りつけたおじさんです。

後ろの席のおじさんがすぐに「うるさい!デッキいけ!」と怒鳴ってきて娘と共にデッキに移動する夫。(言われなくてもいつも行ってるんだけど……)怒鳴り声でより泣く娘。

お盆なのでデッキも混んでいて、その中夫は泣き止まない娘をずーっとあやしていました。娘、すごい声で泣くので周りもうるさいなぁと思ってたと思います。(中略)

あと、うるさい!って怒鳴ったおじさんには腹たってます。

イヤなことを泣いて伝えるのは娘がまだ2歳だから、でもうるさいからデッキに行ってくれってのは大人なら怒鳴らなくても伝えられるでしょって。

子供、特にイヤイヤ期の子供は本当にうるさいです。我が家も大変でした。おじさんがうるさく感じるのは当然でしょう。

しかし、お盆シーズンの超満員の新幹線で、「デッキいけ!」と怒鳴るのは何重にも間違っています。

まず、考えは怒鳴らなくても伝わります。怒鳴ったら逆に反感を買い、伝わらなくなります。私なら意固地になって動かないかもしれません。

また、デッキに誰もいなければ、何も言われなくても勝手に移動しています。座ってあやすよりも、立ち歩きながらあやした方が楽です。子供も歩かせられます。

しかし、お盆シーズンは通路を歩くのも一苦労、デッキも人だかりが出来ています。「デッキに行け!」というのは無茶な要求です。

うるさければ、むしろおじさんがデッキへ行くべきです。

お盆の新幹線は騒がしくて当然、嫌なら車で移動を

そもそもお盆は家族連れの移動が非常に多いシーズンです。ニュースでインタビューされている方は、お盆を田舎の祖父母宅で過ごした子供が中心です。

この時期の新幹線に家族連れ、特に小さな子供が多いのは誰だって分かっています。ビジネス客が多い、平日の新幹線とは違います。

うるさい他の子を怒鳴るぐらいなら公共交通機関、特にお盆時期の新幹線に乗るべきではありません。一人の環境を作れる自家用車で移動すべきでしょう。

殆どの家族連れは、小さな子供が奇声を上げたり走り回ったりしない様に、細心の注意を払っています。疲れ果ててしまう程にです。

それでも大声を出す子供はいます。親がいくら努力してもどうにもなりません。限界です。

それすらを許容できない社会であれば、非常に悲しいです。子供や子育てに不寛容な社会では、子供の数が減り続けるのも当然です。

堂々と移動を

そもそも公共交通機関は、他に移動手段を有しない社会的弱者の為に存在するものです。

小さな子供を連れて移動する際に周囲への気配り等が望ましいですが、第三者が理不尽や過剰な要求をするのは筋が通りません。

お盆の新幹線は騒がしくて当たり前です(だからと言って子供を放置するのは良くないですが)。

(追記)
当事者たるご主人が、当日の様子を細かく発表しています。

女児誘拐の疑いで通報、そして真実へ。

昨日、娘と2人で新幹線に乗っていたら誘拐犯と勘違いされて通報される、というショッキング、ある種ユーモラスな出来事があった。(以下省略)

https://note.mu/tsurugimikito/n/n12dfd3ea9730