7月4日に公示された参議院議員選挙、投票日は7月21日(日)です。
既に期日前投票を済ませた方、投票する候補者や政党を決めた方、誰に投票するか迷っている方、候補者や政党の主張がよく分からない方、投票する意思は無い方、様々な方がいるでしょう。
私自身、若い頃は「政治は自分の生活とは関係ない」という感覚がありました。
しかし、子供が産まれ、保育所や小学校を通して地域や行政との関わりが生じると、(地方)政治が持つ役割と力の大きさを実感する様になりました。
どの候補者が当選し、どの政党が多くの議席を獲得するかによって、私たちの生活は変わってきます。
子育て世帯が行うべきなのは「投票所へ足を運び、投票する」ことです。
子育て世帯・世代の投票率が上がるほど、各政党や政治家はこの年代の投票行動を軽視できなくなります。
投票先はどの政党・候補者でも構いません。当ウェブサイトをご覧頂いている方は、是非、投票所へ足を運んで下さい。心からのお願いです。
大阪選挙区は東(維新)・太田(自民)がリード、杉(公明)・梅村(維新)等が後を追う
気になるのは大阪選挙区の終盤情勢です。定数は4人です。
有志の方が各紙の情勢調査を時系列順でまとめています。ご紹介します。
参院選情勢報道 注目区の終盤情勢
大阪府(4人区) pic.twitter.com/x9bodiLVSh— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) July 16, 2019
各紙の調査によると、東徹氏(維新)が先行ないし優位、太田房江氏(自民)が次に続いています。
そして杉久武氏(公明)と梅村みずほ氏(維新)が3~4位を激しく争い、辰巳孝太郎氏(共産)や亀石倫子氏(立憲)が激しく追うという構図となっています。
JX通信社による調査も似た傾向を示しています。
大阪(定数4) 東・太田・梅村氏リード
大阪選挙区では、現職の東徹氏(日本維新の会)、太田房江氏(自民党)と新人の梅村みずほ氏(日本維新の会)がリードしている。その後を現職の杉久武氏(公明党)と辰巳孝太郎氏(共産党)、新人の亀石倫子氏(立憲民主党)が激しく追い上げる展開だ。にしゃんた氏(国民民主党)らは厳しい。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20190716-00134473/
大阪選挙区で誰に投じるべきか(支持政党別、戦略投票)
では、私たち有権者は大阪選挙区で誰に投じるべきでしょうか。
「支持する候補者、政党、勢力がより多くの議席を獲得して欲しい」という観点から検討します。
既に支持する候補者や政党が決まっている方は、そのまま投じるべきでしょう。
ただ、注意が必要なのは日本維新の会を支持している方です。
情勢調査によると、東氏が優位を保っている一方、新人の梅村氏は3~4位を争っています。維新の会の議席拡大を願うのであれば、梅村氏に投じるべきでしょう。
次は支持勢力別です。
与党(自民・公明)の議席を拡大させたい方は、杉氏(公明)に投じるのがベターでしょう。
既に太田氏(自民)は有利な状況にあります。太田氏を追う杉氏に投票し、4位以内を堅守するのが望ましいでしょう。
野党(維新を除く)の議席を拡大させたい方は非常に悩ましい状況です。
各紙の調査によると、辰巳氏(共産)・亀石氏(立憲)が激しく5位を争っています。調査によって順位が入れ替わっているので、両氏はほぼ横一線だと推測されます。
どちらかが抜け出していればそちらへ投じるべきですが、現段階で判断するのは非常に難しいです。
市役所・区役所等で期日前投票を実施中
投票日の7月21日に予定が入っている方も少なくないでしょう。市役所や区役所等で期日前投票ができます。
投票日に予定のある方は(期日前投票)
投票日に仕事やレジャーなどの予定があって投票に行けない方は、区役所などであらかじめ期日前投票をすることができます。
期日前投票では、投票日当日と同じように直接投票箱に投票できます。
投票の際には、投票日に仕事や用事など一定の事由に当てはまると見込まれる旨の期日前投票宣誓書の提出が必要です。投票できる場所は
選挙人名簿に登録されている区の区役所内の期日前投票所です。
(但し、東淀川区では出張所(大阪市東淀川区東淡路4丁目15番1号)、住之江区では南港ポートタウンサービスコーナー(大阪市住之江区南港中2丁目1番99号)、平野区では北部サービスセンター(大阪市平野区加美鞍作1丁目9番3号)、コミュニティプラザ平野(平野区民センター)(大阪市平野区長吉出戸5丁目3番58号)でもそれぞれ投票できます。)
有権者が政治へ意思を伝えるには、選挙が最も効果的な方法です。
期日前投票や投票日での投票等を通じ、有権者(特に子育て世帯)の意思を表しましょう。