参議院選挙が本日7月4日に公示されます。投票日は7月21日(日)です。

国政選挙は、どの政党・政治家を国政へ送り出すかを決める、重要な制度です。

政治家も人の子、投票所へより多く足を運ぶ世代の声を重視し、それを政策に反映させます。

であれば、子育て世帯が行うべきなのは「投票所へ足を運び、投票する」ことです。

子育て世帯・世代の投票率が上がるほど、各政党や政治家は軽視できなくなります。

投票先はどの政党・候補者でも構いません。当ウェブサイトをご覧頂いている方は、是非、投票所へ足を運んで下さい。心からのお願いです。

参議院選挙は選挙区と比例代表で構成、2票を入れます

参議院選挙は、選挙区選挙と比例代表選挙から構成されています。

念の為、参議院選挙の投票方法をご紹介します。

【選挙区選挙】
都道府県の区域(鳥取・島根、徳島・高知は2県の区域)で行われます。有権者は当選させたい候補者名を記載して投票します。

【比例代表選挙】
全国を単位に行われます。有権者は当選させたい候補者名または政党名のいずれかを記載して投票します。

選挙区は約10人、比例代表は約10政党ないし数百人の候補者の中から選んで投票します。

大阪選挙区は東氏(維新)先行、太田氏(自民)・杉氏(公明)・辰巳氏(共産)等が後を追う

気になるのは大阪選挙区の情勢です。定数は4人です。

JX通信社が6月末に行った電話調査等による情勢分析を公表しています。

報道ベンチャーのJX通信社では、あす公示される参院選の大阪選挙区の情勢を探るため、6月29日・30日の2日間に渡って、大阪府内の有権者を対象に電話調査を実施し、過去の選挙結果などを加味して分析した。調査の概要は本稿末尾に記載の通りだ。

維新・東氏先行 自民・太田氏など続く

大阪選挙区は定数4に対して10人弱の出馬が見込まれている。先週末の時点で、東徹氏(日本維新の会)が先行し、太田房江氏(自民党)、杉久武氏(公明党)、辰巳孝太郎氏(共産党)、梅村みずほ氏(日本維新の会)、亀石倫子氏(立憲民主党)、にしゃんた氏(国民民主党)らが追い上げる展開だ。

候補の擁立を予定する各党のうち、日本維新の会からは唯一、2人の出馬が見込まれているが、現時点では現職の東徹氏への支持が強い。ただ、日本維新の会支持層の約3割が投票先について態度を決めていないことから、梅村氏にも一定の積み上げが予想される。

なお、選挙区での投票先をまだ決めていない態度未定者は6月29日・30日の調査時点で全体の5割近くに上っており、情勢は流動的だ。とりわけ自民党支持層の約4割、無党派層の約7割が投票先を決めておらず、時間の経過とともに情勢が大きく動きそうだ。

比例区投票先 維新が首位

同じく大阪府内の有権者を対象に、比例区で投票したい政党について聞いた結果、日本維新の会が30%、自民党が17%、共産党が8%、公明党と立憲民主党がともに6%などとなった。

日本維新の会については、国政政党としての支持率では自民党に次ぐ2番手だが、比例区投票先としては自民党支持層の約3割も投票するとしており、1位となっている。

なお、約3割の有権者が投票先について態度を決めていないとしており、選挙区同様情勢は流動的だ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20190703-00132748/

東徹氏(日本維新の会現職)が先行(=一定程度の差が開いている)し、他候補が記載順で団子となって後を追いかけている展開だそうです。

候補者を1本化した自民党が逃げ切るか、公明党が手堅く組織票をまとめるか、共産党が野党現職の強みを活かすか、日本維新の会が上手く票割を行えるか、立憲民主党や国民民主党が政権批判票を集めるか、展開が読めません。

この様に、大阪選挙区は2位以下が混沌としています。

各党は「重点選挙区」と捉え、有名弁士を投入すると予想されます。特に選挙終盤は、各党の党首・有名議員が続々と来阪しそうですね。

市役所・区役所等で期日前投票も実施

投票日の7月21日に予定が入っている方も少なくないでしょう。小中学校が夏休みに入っているので、我が家も遠出するかもしれません。

そうした方の為に、市役所や区役所等で期日前投票ができます。

投票日に予定のある方は(期日前投票)

投票日に仕事やレジャーなどの予定があって投票に行けない方は、区役所などであらかじめ期日前投票をすることができます。

期日前投票では、投票日当日と同じように直接投票箱に投票できます。

投票の際には、投票日に仕事や用事など一定の事由に当てはまると見込まれる旨の期日前投票宣誓書の提出が必要です。
投票できる場所は

選挙人名簿に登録されている区の区役所内の期日前投票所です。
 (但し、東淀川区では出張所(大阪市東淀川区東淡路4丁目15番1号)、住之江区では南港ポートタウンサービスコーナー(大阪市住之江区南港中2丁目1番99号)、平野区では北部サービスセンター(大阪市平野区加美鞍作1丁目9番3号)、コミュニティプラザ平野(平野区民センター)(大阪市平野区長吉出戸5丁目3番58号)でもそれぞれ投票できます。)

https://www.city.osaka.lg.jp/senkyo/page/0000001297.html

選挙は有権者が政治へ意思を伝える、最も効果的な方法です。デモや署名活動等を軽視・無視する政治家も少なくありませんが、選挙を無視する政治家はいません。

子育て政策は政治そのものです。政党や政治家等の考え一つで、子育て環境は大きく左右されます。

教育無償化や保育所等の統合を見れば一目瞭然です。中には有権者の反発を招き、選挙で落選した候補者もいました。

期日前投票や投票日での投票等を通じ、有権者(特に子育て世帯)の意思を表しましょう。