保育士による園児虐待が続きます。大津市の保育所で1歳児を床に叩き付けて足の骨を折る重傷を負わせたとして、保育士が逮捕されました。
https://www.youtube.com/watch?v=hEdowQnXETo
保育士の女“園児叩きつけ”逮捕 1歳女児が足の骨を折る重傷
先月、滋賀県大津市の保育園で1歳の園児を床に叩きつけたなどとして、保育士の女が逮捕されました。園児の女の子は、足の骨を折る大けがです。
傷害の疑いで逮捕されたのは、大津市の保育士・河合かなみ容疑者(27)です。警察によりますと、河合容疑者は先月15日、当時勤務していた「田上保育園」で1歳の園児の女の子の両脇を抱え上げ、床に叩きつける暴行を加えた疑いがもたれています。女の子は足の骨を折るなどの重傷です。女の子の父親が警察に相談し、園の関係者などに聞き取りをしたところ、河合容疑者の関与が浮上したということです。
河合容疑者は3月末で保育園を辞めていて、警察の調べに対し「カッとなってやってしまった」と容疑を認めているということです。
https://www.mbs.jp/news/kansai/20180419/00000074.shtml
保育園で1歳10カ月の園児を床にたたきつけ、重傷を負わせたとして、滋賀県警大津署は19日、傷害容疑で元保育士の無職河合かなみ容疑者(27)=大津市千町=を逮捕した。「かっとなってやった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は3月15日午前11時半ごろ、大津市内の民間保育園の施設内で、女児を抱え上げ、床にたたきつけて左足首付近を骨折させた疑い。
同署によると、河合容疑者は暴行後、父親に「園でけがをしたようなので、病院に連れて行きます」と連絡。病院で女児に付き添った父親が不審に思い、同署に被害を届け出た。河合容疑者は3月31日に保育園を退職していたという。
保育園で女児(1)を床にたたきつけて骨折させたとして、滋賀県警大津署は19日、傷害の疑いで大津市千町、元保育士、河合かなみ容疑者(27)を逮捕した。「かっとなってやってしまった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は3月15日午前11時半ごろ、当時勤務していた大津市内の私立保育園で女児(1)の両脇を持って抱え上げ、床にたたきつけて左足骨折の重傷を負わせたとしている。
同署によると、河合容疑者は女児の担任。女児にけがをさせた後、自身も付き添って病院で受診させていた。河合容疑者は先月末で退職していた。
https://www.sankei.com/west/news/180419/wst1804190072-n1.html
事件が起きた「田上保育園」は滋賀県大津市にあります。瀬田川の畔、少し山間に入った地域にあります。
1歳10ヶ月ともなれば、小走りに歩いて動く事も多いでしょう。少しでも目を離すと、あっという間にテクテクと歩いて行ってしまいます。地面に躓いて転ぶ事も少なくありません。
しかし、1人で行動して左足首を骨折する状況はなかなか推測できません。1歳児の足で骨折する部位が多いのは、つま先・かかとでしょうか。足首を折るとしたら、何処か隙間に挟んで捻った場合しか思いつきません。
骨折した疑いがあれば、病院では確実にレントゲンを撮影するでしょう。整形外科医や小児科医が診れば、どれだけの衝撃がどういった形で加わったかは容易に分かります。
しかし、現場にいた保育士との話と整合性が無ければ、医者や父親は「おかしい」と感じるでしょう。結果、父親が被害届を提出したのでしょう。
余罪がある恐れがあります。同保育士が担当していた子供で不審なケガ等を負っていなかったか、全ての結果を精査する必要があるでしょう。
保育士による園児虐待が後を絶ちません。嫌な気持ちになります。
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(7/4追記)
初公判で起訴内容を否認しました。
1歳児骨折 保育士起訴内容否認
07月03日 18時29分大津市にある保育園で1歳の女の子を床にたたきつけて足の骨を折る大けがをさせたとして、傷害の罪に問われている保育士の女の初公判が開かれ、保育士は「床にたたきつけたり、足をうちつけたりはしていません」と述べ、起訴された内容を否認しました。
大津市の保育士、河合かなみ被告(27)は、ことし3月、勤め先だった大津市内の保育園で1歳の女の子を抱え上げたあと、床にたたきつける暴行を加え、左足の骨を折る大けがをさせたとして傷害の罪に問われています。
3日、大津地方裁判所で開かれた初公判で、保育士は「両手で被害者の両脇を抱え上げたことは事実ですが、床にたたきつけたり、足をうちつけたりはしていません」などと述べ、起訴された内容を否認しました。
弁護側は、「保育士は足をばたつかせていた被害者を座らせようとして力を入れたが、それだけで骨折することはない。被害者は偶発的にけがを負った」などと述べ、無罪を主張しました。
一方、検察は冒頭陳述で、「被害者に昼食を与えていたところ、泣き出すなどしたので廊下に連れだし、その後、暴行を加えた。床にたたきつけた様子は別の保育士が目撃している」などと主張しました。
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(12/4追記)
執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
勤務先の大津市の保育園で女児を床にたたきつけ、左脚骨折の重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた元保育士河合かなみ被告(28)に、大津地裁(加藤靖之裁判官)は4日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。
これまでの公判で、弁護側は「床に座らせようとしただけで、けがをさせるつもりはなかった」と無罪を主張していた。
起訴状によると、3月15日午前11時半ごろ、大津市の私立保育園の廊下で、1歳だった女児(2)の両脇を持ち上げ、床にたたきつけて左脚を骨折させたとしている。
執行猶予4年は相当重い内容です。