5歳保育園児、女性職員に放り出され頭蓋骨骨折などでお伝えした、京都市伏見区の認可保育所「春日野園」事件の続報です。
園児を放り投げた女性元職員が傷害容疑で書類送検されました。
なお、この元職員は理事長・園長(いずれも当時、事件後に辞任)の親族です。

「冷静になれず…」男児放り投げた容疑 保育園元職員の女を書類送検 京都府警

 今年6月、京都市伏見区の民営認可保育園「春日野園」で職員が当時5歳の男児を放り投げ、頭蓋骨を折る重傷を負わせた問題で、京都府警山科署は7日、傷害の疑いで、同園の元職員の女(35)=京都市伏見区=を書類送検したと発表した。6日付。同署によると「冷静になれず、荒っぽい方法で放りだしてしまった」と容疑を認めている。

 送検容疑は6月13日午前10時半ごろ、体操教室中に棚に入って遊んでいた同区の男児(6)を放り投げ、頭蓋骨陥没骨折のけがを負わせたとしている。男児は全治6カ月の重傷。

 同署によると、近くにあった太鼓の金具部分に男児の頭がぶつかったとみられ、7月末に両親が被害届を提出。同署は業務上過失致傷容疑を視野に捜査したが、女が放り投げを認めたことなどから傷害容疑に切り替えた。

 同園は京都市から改善勧告を受けて、改善報告書を提出。女は8月4日付で論旨解雇処分を受けており、当時の理事長、園長も8月末に辞職している。

 同園の前田治彦理事長兼園長は取材に、「保育園で起こってはならないことで、申し訳ない。今後、安全管理に努める」とした。

http://www.sankei.com/west/news/141107/wst1411070066-n1.html

同保育所や一連の事件に関連する投稿は、タグ:春日野園にまとめています。

傷害容疑での書類送検が意外でした。
略式手続ではなく正式裁判が行われれば傍聴したいです。

なお、コメントしている前田理事長兼園長は元京都市職員です。
事件後に外部招聘されて就任しており、本件に責任はない方です。