以前にみるく保育園(東大阪市・社会福祉法人篤雅音会)にて、園長・副園長夫婦が数千万円を私的流用・逮捕された件をお伝えしました。

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元園長・副園長夫婦に実刑判決が言い渡されました。

元園長に実刑判決 東大阪市の保育園補助金詐欺
1/26 19:31

東大阪市の保育園で、市にうその申請をして補助金をだまし取った罪に問われた元園長の男に懲役2年4ヵ月の実刑判決が言い渡されました。

判決によりますと、東大阪市の無職・岡田忠彦被告(60)は、園長を務めていた「みるく保育園」で、元副園長の尾形久美子被告(59)と共謀し、2011年から2015年にかけて、岡田被告の姉が勤務したと、うその申請をし、東大阪市から職員の雇用に対して支給される補助金、合わせて1600万円あまりをだまし取りました。大阪地裁は26日、岡田被告が起訴内容を認めて金の一部を返済していることを考慮した一方、「補助金をだまし取る行為は規範意識の低さを示していて、強い非難を免れない」として、懲役2年4ヵ月の実刑判決を言い渡しました。共犯者とされる尾形被告は公判中で、今後、判決が言い渡されます。

https://www.asahi.co.jp/webnews/abc_2_007_20180126011.html

「みるく保育園」補助金詐欺 元副園長の女に実刑
更新:02/05 12:08

 東大阪市にウソの申請をして保育園の補助金を騙し取った罪に問われていた元副園長の女に対し、大阪地裁は懲役3年6か月を言い渡しました。

 判決によりますと、東大阪市の「みるく保育園」の元副園長・尾形久美子被告(59)は、既に実刑判決を受けている元園長・岡田忠彦被告(60)と共謀し、2011年から4年間、勤務実態がない人物について働いているとウソの申請をして、市から1600万円余りの補助金を騙し取ったほか、保育士に対して「園の存続のために金が必要」とウソを言い、1100万円を騙し取りました。

 判決で大阪地裁は「被害金は共犯者らによって一部は弁償されたが、被告は一切弁償を行っていない」と述べ、尾形被告に対して懲役3年6か月を言い渡しました。

http://www.mbs.jp/news/kansai/20180205/00000023.shtml

逮捕前に離婚したのか、2人は異なる名字を名乗っています。

また、逮捕当時、元園長の職業は「タクシー運転手」、元副園長は「飲食店従業員」とされています。保育園から追われた成れの果てです。

自宅は事件発覚後、東大阪市の差押え・農協の仮差押え・篤雅音会(保育園運営法人)への代物弁済による所有権移転を経た後、最終的に東大阪市内の個人が所有権を取得しました。

2人は全てを失い、実刑判決を食らいました。重い代償です。