1年半前にお知らせした内容が実現しました。
大阪府豊中市は待機児童を解消するため、関西で初めてとなる公園内に建てた保育所を開園させました。
開園したのは、豊中市の服部にある「ふれあい緑地」の中に建てられた「トレジャーキッズふれあい緑地保育園」です。公園内に保育所を設置できるように法律が変わったことを受けて、豊中市が民間に委託し関西で初めて開園しました。開園日の1日には、乳幼児約30人が入園しました。
「待機児童だったので、解消されてやっと入れた」(保護者)
「公園の中の保育所ということで、のびのび育てていただけるかな」豊中市の待機児童は121人と大阪府内で3番目に多く、きょうだいが別々の保育所で入所を辞退するなどした「隠れ待機児童」の数は580人に上ります。豊中市は来年4月にも別の公園に保育所を開園させる予定で、待機児童ゼロを目指したいとしています。
http://www.mbs.jp/news/kansai/20171201/00000030.shtml(リンク先に動画あり)
他紙の報じています。
・公園内に開園 特区を活用、関西初 豊中(毎日)
・都市公園活用の保育園、豊中に開園 関西初(朝日)
・公園内に保育所オープン 大阪・豊中市(NNN)
開所したのは「トレジャーキッズふれあい緑地保育園」です。公募により選定されました。大阪市内でも保育所を運営しています。
制服がおしゃれです。親目線としては金額が気になります。
同園の開所にあたっては、計画当初は特区制度を利用する方針でした。が、その後、法改正によって特区制度によらずとも公園内に保育所が設置できる様になりました。
気になるのは大阪市での動きです。以前に大阪市会で「靱公園(西区)へ認定こども園を誘致するか検討したい」といった旨の答弁がありました。
永井委員「うつぼ公園の特区、認定こども園を誘致する考えは」
こども青少年局「法律の改正案の内容を踏まえながら検討したい。地元住民の理解が必要。区役所、関係局と調整を行いながら検討してまいりたい。」○永井委員
・靱公園への認定こども園誘致は?
○こども青少年局長
・誘致できれば良い教育環境が確保できる
・地域や公園利用者の合意が必要
https://yodokikaku.net/?p=16209
西船場幼稚園の閉園が迫りつつある一方、靫公園内の認定こども園の話は聞こえてきません。話がどうなっているか気掛かりです。
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