ツイッターで話題になっている投稿です。

https://twitter.com/aoking_8327/status/917651918133936128

「京都民医労2016春闘」とのメモ用紙に、はっきりと「毎日、泣き声が上まであがってきます、もしかして…..?! けいさつへ連絡しますよ」と書かれています。

お互いに様々な事情はあるでしょう。乳児の泣き声に起因する隣人トラブルは全国各地で起きています。しかし、こうした一方的な脅し文句をポストへ投函するのは「悲しい」です。

私は罵声を飛ばされました

子連れは本当に気を遣います。

しかし、こちらができる限り気を遣っているのにも関わらず、「愛情が足りない」「もっとしっかり見ろ」「親は何をしているんだ」「しっかり子育てしろ」「できないなら出て行け」と一方的に叱りつける人もいます。何も知らないのに!

先日、子育て世帯が多く集まる場所でこうした人に会い、罵声を飛ばされました。あまりに悲しく、そして理不尽だったので、ついつい言い返してしまいました。この場所へは二度と行かないつもりです。

直接話すのはNG

「会って話せば分かる」と指摘する方もいます。しかし、これは大間違いです。この様な脅し文句を一方的に投げかけてくる人間には、注意するに超した事はありません。

高速道路のPA道路上に停まっていた車の運転手を注意したところ、逆上されて追いかけ回され、最終的に死亡事故に到った事件がありました。

高速進路妨害で夫婦死亡 容疑者「むかついて車止めた」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171011/k10011174541000.html

落ち着いて話せる相手とは限りません。話すのは後からでもできます。

中立的な第三者へ相談する

こうした投函を無視する事も出来ます。しかし、忠告を無視された相手方は逆上し、更に過激な行動に出る恐れがあります。

必要なのは相手方(と思われる人物)と話ができる第三者へ相談することです。賃貸マンションなら管理会社やオーナー、分譲マンションなら管理組合の役員、一戸建てなら町内会長等です。

こうした方々は隣近所の世帯構成等を漠然とですが把握しています。過激なメモ書きを投げ入れる可能性がある人間もすぐに思いつくでしょう。

まずは「泣き声がどれぐらい聞こえているか」と、近隣の方に訊ねてもらいましょう。気にしている方もいれば、そうでない方もいるでしょう。

聞き込み先の中には、必ずメモを作成した人物も含まれています。投函先が動き出したという事実が伝わります。

関係する全世帯へ注意喚起してもらう

聞き込みの結果、泣き声の大きさや聞こえる範囲等が客観的に明らかになるでしょう。泣き声をゼロにするのは不可能です。しかし、気になる方もいます。

無難なのは「全世帯を対象とした、騒音等に注意するチラシを配布する」というやり方です。子育て世帯だけの狙い撃ちする内容はNGです。無言の圧力や追い出しと受け取られます。

そこで投函された方とも相談の上、「騒音全般」という形で注意を促します。騒音を全く出さない家はありません。

また、こうしたチラシはメモ書きの作成者にも手渡るでしょう。脅し文句が結果になったと満足させ、ガス抜きさせる効果が期待できます。

苦情が続くなら転居も

しばらくは様子を見ましょう。これで解決する場合もあります。

しかし、同じ様なメモ書きが再び投函されたら問題です。即座に転居した方が良いでしょう。身を守る為です。同じマンションに住むべきではありません。

苦痛に感じる方も第三者へ相談を

では、反対に隣近所から聞こえる乳児の泣き声が苦痛に感じる場合はどうすればよいでしょうか。

大前提なのは「一方的に警察へ通報するのは止めて欲しい」です。中には本当に虐待している事案もありますが、そうした場合は親の怒声が毎晩の様に聞こえてくるでしょう。

まずはワンクッションを挟み、事情を知ってそうな第三者へ相談して下さい。そうした声は間接的に相手方へ伝わります。少し様子を見て下さい。子供が大きくなると自然に泣き声は減ります。

メモ作成者は既に特定済?

上で触れたとおり、使われたメモ用紙は特定の組織に属していないと入手できない物です。

筆跡・居住フロア等も含めて検討すると、メモの作成者はほぼ特定されているのではないでしょうか。鬱憤晴らしでもしたかったのでしょうか。

更に過激な行動を起こされないか、少し心配です。