「H29一斉入所の2次調整結果は3/3発送・3/4到着中です」に対し、多くの方からコメントを頂きました。ありがとうございます。
2次調整の結果は早ければ4日(土)に、一部の地域では5日(月)に届いている様子です(ごく一部に6日配送という地域もあると聞きました)。
通知が未だ届いておらず、結果を早く知りたい方は区役所へ直接お問い合わせ下さい。
2次調整で決まった方は、4月入所に向けて急いで準備を行う必要があるでしょう。保育所等での生活に必要な寝具類・持ち物等は、当ウェブサイト上のamazonリンクからご購入頂けると幸いです。
2次調整で決まった方がいる一方、今回も「決まらなかった・・・・」という方も少なくないでしょう。当方の試算では、2000以上の方が2次調整でも決まらなかったと推計されています。
しかし、「どうしても4月から保育施設へ入所したい、預け先が見つからないと問題だ。」という方も大勢おられるでしょう。そこで、今からでも可能な方法を幾つか検討してみます。
3次調整
全ての区で実施しているかは定かではありませんが、例えば住吉区では3次調整の実施を公表しています。
平成29年度 保育施設・事業利用の案内(3次調整について)
2次調整でも定員を充足しなかった施設を対象として行われます。保育所は2次調整までで充足してしまったのか、住吉区では小規模保育のみが対象となっています。
表だっては公表していないものの、他区でも同様の選考が行われる場合があるでしょう。特に新しい小規模保育が多く、かつ多くの児童の保育先が未だ決まっていない区が考えられます。
認可外保育施設・幼稚園
認可外保育施設・幼稚園という方法も考えられます。
認可外保育施設へ入所した場合、今後の保育所等の入所選考で5-7点の加点が得られます。この加点を得た上で、年度途中入所や平成30年度一斉入所を待つという考え方があります。
ただし、認可外保育施設でも空きがない・4月入所予約がいっぱいという話を聞きます。2次調整の結果発表によって辞退者が発生した施設もあるでしょう。早めにお問い合わせ下さい。
また、3歳児以上であれば「幼稚園+預かり保育」という選択肢もあります。幼稚園の入園申込みは10月で終わっていますが、入園辞退者等が発生して追加募集している園もあると聞きます。
保育所と異なり、幼稚園で行っている預かり保育の時間・費用・内容等には大きなバラツキがあります。詳しい点は各園にお訊ね下さい。
企業主導型保育
有力な候補となるのは「企業主導型保育」です。認可外保育施設の一種ですが、運営費・整備費に助成金が支給されています。その為、一般的な認可外保育施設と比べ、保護者が負担する保育料は低く抑えられています。
大阪市内でも徐々に開所している様子です。決定した施設は平成28年度企業主導型保育事業の助成決定(内閣府)に掲載されています。地域枠がある施設、及びそれ以外で教えて頂いた施設を掲載します。
名称 | 定員 | 設置者 | 連絡先 |
フジオひまわり保育園 | 27 | 株式会社フジオチャイルド | 06-6360-0309 |
蓮美幼児学園 阿倍野プリメール | 8 | 株式会社 日本介護医療センター | 06-6629-0123 |
ぬくもりのおうち企業主導型保育新大阪 | 12 | 株式会社S・S・M | 06-4805-8814 |
オハナ保育園 | 19 | 株式会社ウエスト | 06-6654-8005 |
アリス保育園(西区江之子島) | 12 | 06-6224-7192 | |
はばたき保育園(森ノ宮駅そば) | 49 | アソシエイト創 | 06-6777-1102 |
ななつぼし保育園 | 19 | 特定非営利活動法人あいうえお | 072-433-5300 |
西天満保育所 あいうえお(仮) | 12 | ||
鶴橋・駅前保育所 あいうえお(仮) | 12 | ||
カンガルーママ保育園 | 12 | ||
平野北保育所 あいうえお(仮) | 12 |
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(3/8追記)
コメント欄で「従業員以外でも企業枠を利用できる場合がある」、他有益な情報を教えて頂きました。詳細はコメント欄をご覧下さい。本当にありがとうございます。
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(3/10追記)
小規模保育の卒園児・認可外保育とは異なり、企業主導型へ預けている場合の加点は「2点」だそうです。ご注意下さい。
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育休延長も視野に
4月からの保育施設等への入所を諦め、育児休業を延長する方法もあります。保育所等に入所できなかった場合、育児休業を一定期間延長できる制度が設けられています。
しかし、延長後に入所できるとは限りません。年度途中入所は募集数が少ないのに加え、認可外保育施設を利用している児童に点数が加えられる結果、育休明けの途中入所は非常に難しいのが実情です。
年度途中の育休明けと同時に認可外施設へ入所し、翌年度の一斉入所を待つという方も少なくありません。
なお、多くの企業では既に4月復職を見込み、復帰研修や配属等の準備を進めているでしょう。育休延長をされる場合は、早急に勤務先へご相談下さい。
運営支援・保育所等への入所に関する体験談のお願い
運営支援・保育所等への入所に関する体験談のお願いを行っています。詳細はこちらをご覧下さい。
連続投稿失礼致します。
企業主導型保育利用者の、認可保育園申し込み時の加点について、区のご担当者さんにお聞きした内容です。
企業主導型保育利用者が、認可保育園へ申し込みする際の加点は2点となります。
認可外に分類されますが、補助金対象のため、一般的な認可外(補助金等なく保育料が高額)と比べると、順位が下がる扱いです。
ただ、助成対象でも、2歳の学年までしか保育しておらず、3歳からは転園が必要になる場合に、春の一斉申し込みをするケースで、加点が小規模保育園の様に6点になるかどうかはまだわからないと、区役所の担当者さんよりご回答頂いております。
担当者さんいわく、来年度に申し込みがある再来年入園申し込みからは、おそらくその様なケースでの相談がくると思うので、その場合は市に相談し、しかるべき対応がとられるのではないかとの事です。
小規模保育が6点の理由は、保育園卒園のためですので、同じ状況であれば、6点加点される事になりそうですが、まだ確定しておりません。
思ったこととして、0歳1歳学年の利用者は、小規模保育と違い、認可保育園の申し込みで加点がつきます。
特に、0歳の学年ですと、春の一斉申し込みの場合、1歳の学年から入園を申し込む家庭のうち、育休あけで加点ゼロの場合も多く、2点のアドバンテージが結果を左右することもありそうです。
助成金のない一般的な認可外園の方が加点は大きいですが、保育料もかかります。
0歳学年の場合、5歳学年まである保育園に入れず、小規模か認可外かになった際、1歳学年からは出来るだけ5歳学年まである保育園に転園したい、でも保育料は出来るだけ低く抑えたい場合には、あえて認可の小規模保育ではなく、企業主導型保育に通わせるという選択も有りかと思います。
ただし、一旦小規模保育に内定して辞退すると、次の申し込みでマイナス5点になるので、申し込み時に「小規模には入れない、企業主導型に入れる」と決めている場合は、小規模保育園は希望園に記載しないようにする必要があるかと思います。
企業主導型保育は、始まったばかりで、認可外という事もありますが、蓮美幼児学園のような、系列の認可園が大人気の運営会社が運営する園もあります。
認可外ならではの、働くお母さんにはうれしいサービスのある園もあります。
利用される方はよく見極めて決め、春から安心して働きに出ることが出来ればと思います。
蓮美幼児学園ですが、阿倍野に加え夕陽丘にも作るようです。
詳しくはこちらをご参照下さい。
http://renbi.com/yuhigaoka
阿倍野はこちらです
http://renbi.com/abeno
どちらも激戦区なので有り難いですね。
ただ、どちらの園も1・2歳児のみで、0歳は預からないようです。
企業主導型保育園のうち、リンクを貼られている内閣府の表以外の園の情報も掲載しておきます。
「はばたき保育園」
森ノ宮駅そばです。
特筆すべきこととして、送迎サービスがあります。
本来であれば、できるだけ親が送迎する方が、保育園の先生と子供について話すことが出来、望ましいと思うのですが、どうしても近隣の保育園が全滅で預けられない場合は、助けになるかと思います。
またこちらの園は、
・英語とそろばんと習字が習える、水泳も別料金で習えるように検討中
・布団はすべて園が用意
・おむつ持ち帰り不要(企業が回収)、おむつへの記名も不要
・低学年から体操服着用で、肌着のみ用意すればよい
・ナース常勤&病児室設置で、発熱しても隔離してくれるので、すぐ帰宅しなくてよい(病状による)
・目の前とすぐそばに大きな公園あり、大阪城公園も近い
など、かなりサービスや環境が良く、保育料も一律のため、家庭によっては認可園より安くなります。
実際のところは、開園してみないと分からないところもありますが、そこまで悪くないかなという印象です。
○○○○保育園(※管理者判断で匿名化しました)へ見学に行きました。
園長にびっくりしました。TPOという言葉を知らないようです。
金髪にはだけたシャツに大きいヴィトンのバッグ。
保育士は全員別々に聞いても口を揃えて園長のことを「愛の溢れる人」と言っていました。
見学にきていた他の方に聞いてもそう言っていたそうで、言わされてるとしか思えない。
3歳くらいの子供たちは異様に大人しく、ここは本当に保育園?と思うくらい静かで子供は何かに怯えているようでした。
私が見学に行った時そういう印象を受けました。あくまで個人の見解です。
あそこに可愛い我が子を預ける人はよっぽど生活が苦しいんだろうなと感じました。
保育園は必ず見学にいくことをお勧めします。
記載されている企業主導型保育園のうち、特定非営利活動法人あいうえおについては、ホームページがありましたので、リンクを落としておきます。
なお、保育園名は「あいうえお(仮)」となっていましたが、「チックアンドヘン」との事で、こちらの名前で検索をかけると沢山出てきます。
メールをお送りしようかとも思いましたが、緊急性を要する話題と思いましたので、ひとまずこちらにコメントさせて頂きます。
(本文追記すべきと判断されましたら、追記ください。)
企業主導型保育についてです。
「地域枠」と「企業枠」とありますが、「企業枠=設置会社の社員のみ利用できる」ではなく、「設置会社とは関係なく、企業勤務者の子供が利用できる枠」の可能性があります。
地域枠がない園でも、利用できる可能性があるかもしれません。
我が家は勤め先以外の会社が設置する企業主導型保育に預けることになったのですが、園に確認したところ、上記の定義とのことで、我が家は地域枠ではなく、企業枠での入園になると言われました。
母親の勤め先企業が、従業員が働けるように、保育園に従業員の子の保育を委託するという契約を交わすようです。
もしくは、内閣府の説明を見ると、複数の事業所同士でも設置できるとのことで、子を預けたい保護者の勤務先を、共同設置者扱いにするのかもしれません。
地域枠は、自営業・求職中・妊娠出産などでまとまって子を預けたい家庭の枠の様です。
ですので、リンク先の決定施設の表で地域枠無しの園でも、企業勤務者の場合、設置者以外の企業勤務でも、子供を預かってもらえるかもしれません。
近隣の企業主導型保育が地域枠無しでも、一度問い合わせてみてはと思います。
(園によって、勤務者のみしか利用できない可能性も十分にあります)