平成28年6月1日の開園が予定されている新町第2保育園、年度途中一斉募集の結果が申込者へ通知されています。3月25日の募集締切から1ヶ月ほど掛かりました。
(公式ウェブサイトより)
当Webにも何人かの方から「決まった」「ダメだった」というご連絡を頂いています。決まった方は本当におめでとうございます。ダメだった方は次を考えていきましょう。
場所等は【H28新設保育所紹介】(1)新町第二保育園(西区)でお伝えした通りです。詳細は新町第2保育園ウェブサイトをご覧下さい。
入所最低点は何点だった?
年齢別の具体的な入所最低点は分かりません。ただ、何人かの方から点数と結果を教えていただき、ある程度の想像は可能です。以前に新町第二保育園(西区)の開所延期に伴う影響と対応策でまとめた通りの結果でした。
5-6月の開所であれば、一斉入所より低い点数で入所できる可能性が高い
西区ではりんりん保育園と堀江敬愛保育園の2保育所が平成26年5-6月に開所する事となり、両保育所の年度途中入所募集が3月末を期限として一斉に行われました(詳細はこちら)。
実は既設保育所への一斉入所が決定した方より、大幅に低い点数でも入所が決まっていました。募集数が多かった・一定以上の得点がある児童は4月一斉入所で決定していた為でしょう。
一斉入所における同地域の保育園と比べて、やや低い点数でも入所が決まっています。全定員を一斉に募集するので募集数が多い・きょうだい加点を有する児童がいない・高得点を有する児童は一斉入所で決まっているという事情が大きいでしょう。
ただ、例外的なのは0歳児です。募集数は一斉募集を行った既設園と変わらない・3月までに認可外を利用し始めて5点加点を得ている児童がいるという事情があります。最低点は一斉募集の既設園と大きな違いはなさそうです。
(問い合わせがあったので補足:とはいえ、様々な事情を考慮すると、やはり1歳児の方が入所は困難(=高い点数を要する)だったでしょう。1歳児は少なくとも何らかの加点が必要、0歳児も加点が無ければ厳しかった様子です。)
西区は新設保育園・小規模保育施設の公募への申込が皆無
残念ながら新町第2保育園へ入所出来なかった方にとり、次の候補の一つとして来春の新設保育園があるでしょう。しかし、実は西区での公募は極めて低調です。
西区では平成29年4月開所を予定として、3保育所・1小規模保育施設の新設を検討しています。しかし、運営事業者からの応募が全くありませんでした。応募数0です。びっくりぽんです。
保育所に適した用地不足・保育士不足等の影響により、大阪市全域で保育所・小規模保育施設の新設は計画通りに進んでいません。しかし、西区の応募0は突出しています(影響が大きいので、市全域を対象とした記事を近日中に掲載する予定です)。
西区の保育・教育事情は好転する兆しがありません。ファミリー向けの居住物件の供給ばかりが進み、保育・教育施設の整備がおざなりになってしまっています。保育園が増える見込みも乏しいかもしれません。西区への転居を考えている方は、こうした現状を把握の上、ご判断下さい。