【H28新設保育所紹介】(1)新町第二保育園（西区）

平成28年以降も大阪市内では数多くの保育所等が新設される予定となっています（詳細はこちら）。
H28新設保育所紹介、第1回はリクエストにお応えして「新町第二保育園（西区）」を取り上げます。

西区役所・西長堀駅の北、マンションや製造業の事業所が建ち並ぶ一角に設置されます。
とは言え日中の通行量はさほど多くない印象です。
幹線道路や主要道路から奥まった場所にあり、通過交通が殆ど無い為でしょうか。
子供と一緒に歩いて登園できる周辺環境と言えるでしょう。

保育所内に園庭が設置されるかは分かりません。
ただ、敷地の広さや予定定員から考えると、屋上庭園という形で設置される様に感じました。
西区役所の北に新町西公園があります。
予定地から歩いて3分程度の場所なので、ここが園庭代わりに利用できそうです。

設置・運営するのは社会福祉法人大阪愛保会です。
新設保育所のすぐ近くで新町保育園を設置・運営しています。
母体園となるのでしょう。
両保育所は至近距離にある事から、園運営・行事等は一体的に行われるのではないでしょうか。

建設予定地です。
ストリートビューでは製造業の事業所が写っていましたが、現在は既に更地化されています。

敷地はほぼ正方形なので、使いやすい園舎が建てられそうです。

左手奥（草が生えている部分）は敷地に含まれなさそうな印象を受けました。

新町西公園です。
滑り台・ブランコ・砂場・大きな広場があります。
奥の黄色の建物は、同じ法人が運営している新町保育園です。

西区は大阪市内で保育所へ入所するのが最も難しい区の一つです。
タワーマンション等が立ち並ぶ木津川の東側は特に難しく、市内屈指と言えるでしょう。
0歳児はまだしも、1-3歳児は本当に入所が困難です。
たとえば現時点で1歳児待機児童は膨大な人数に上っており、来春の2歳児入所では大半の1歳児は入所できないでしょう。

当初から保育所が少なかったこの地域は再開発によって子育て世帯が急増しましたが、毎年の様に保育所を開設しても需要に追いついていません。
また、西区東部には私立幼稚園が皆無であり、保育所への需要を押し上げているのでしょう。
子育て世帯からの人気が高い西区ですが、就学前の教育・保育の場が決定的に不足しています。

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(10/5追記)
小学校・中学校も深刻だそうです。
市会教育こども委員会によると堀江小学校の児童数が近々1,400人、日吉小学校は1,000人との事です。
堀江中学校は自校で運動会が開催できないそうです。
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区役所・駅・医療機関等に近い事から、数多くの第1希望が集まると推測されます。
また、阿波座ライズタワーズ等の新築タワーマンション（詳細はこちら）への転居を予定している方からの申込みも多くなるでしょう。
待望の新設保育所です。