本日9月20日の朝8時からアップルのiPhoneシリーズの最新製品たる、iPhone5s/5cが発売されました。
新規契約・機種変更を検討していたり、ひょっとして既に購入された方もおられるかもしれません。
我が家では夫婦で2台のiPhoneを使用しています。
調べ物等で活用しています。
iPhoneやandroidスマートフォンの大敵なのが子供です。
親が利用している物に強い興味を示し、それがキラキラ光る物なら尚更です。
こうしたスマートフォンを子供に渡せば、アプリ等で勝手に遊んでくれるので親としては楽です。
1歳前から強い興味を示し、2歳前には自分でタップやフリック操作等を行って遊べる様になりました。
我が家では原則として子供に渡さず、仮に遊ばせるとしても短時間のみで常に注意を払っています。
1.誤発信
スマートフォンは個人情報の塊です。
仕事先や友人知人等の連絡先が数多く登録されています。
何かの弾みにリダイヤル機能等を用いて発信し、しかも先方と繋がってしまったら後始末が大変です。
友人ならまだしも、仕事関係でしたら情報管理に対する姿勢を疑われかねません。
また、アプリ等の画像をtwitterへ投稿できるサービスを用いて、落書き等が投稿されているのをしばしば見かけます。
2.破損
夢中になって遊んでいると、一般的なおもちゃと同じ様に落としてしまう事があります。
プラスチックや木製のおもちゃなら大した事はないのですが、ガラス製のタッチパネルは割と簡単に割れてしまいます。
屋内ならまだしも、屋外でアスファルトの上に落としたら一発で割れます。
ガラス破損に係る一般的な修理代金は20,800円です。
3.アプリのインストール・配置変更・削除
アプリを購入する際にクレジットカード番号等をスマートフォンに登録されている方は少なくないと思います。
実はこれ、極めて危険です。
購入時にパスワード入力を要する設定を行っていればまだしも、行っていなければ子供が勝手にアプリやアプリ内のアイテム等を購入できてしまいます。
昨年に社会問題化した、子供によるソーシャルゲームでのアイテム購入や「ガチャ」と同じ構図です。
数ヶ月後に多額の料金が請求されかねません。
また、アプリのアイコンの場所を勝手に変えられたり削除されると元に戻すのに一苦労です。
4.視力の低下
スマートフォンの小さな画面をじっと見ていると視力が下がるのは当然です。
出来る限りは裸眼で生活させたいものです。
5.大量の通信による通信・速度制限
自宅にインターネット回線を引かず、スマートフォンのモバイル通信機能(3GやLTE)のみを使用している方もいるでしょう。
子供が大好きなYoutube等を長時間見ていると、大量の通信が行われます。
最近の動画は画質が向上しており、ファイルサイズも増加傾向にあります。
こうした動画をモバイル回線を用いて1ヶ月で5時間程度見るだけで速度制限が掛かり、利便性が大いに低下する恐れがあります。
様々な事象を検討した結果、我が家では「スマートフォンは子供に触らせない、代わりにタブレット(iPad)を導入し、時間を決めて使わせる」としました。
タブレットにはこの様な利点があり、また同時に対策も行っています。
1.誤発信できない
タブレットには電話番号やメールアドレス等を全く登録しなかったので、物理的に誤発信ができません。
2.破損リスクが相対的に小さい
屋内かつカバーをつけて使わせているので、仮に落としても割れる可能性は低いです。
また、落としたら即座に怒っています。
3.アプリのインストール等にはパスワード設定
アプリを勝手に購入できない様に、如何なる場合であってもクレジットカード認証時にはパスワード入力を必須としています。
また、勝手にアプリを削除できない様に機能を制限しています。
アプリアイコンの場所変えは対策が見つからないので諦めました。
4.小画面よりも大画面
スマートフォンの小さな画面をじっと見つめるより、やや距離を離してタブレットの大きな画面を見つめる方が目に優しいでしょう。
4インチのスマートフォンと10インチのタブレットの画面サイズを比較すると、タブレットの方が6倍も大きいです。
5.自宅のインターネット回線を用いて通信・速度制限を回避
自宅用に月3,000円程度の比較的安価なインターネット回線(CATV)を引いています。
パソコンもあるので安定したインターネット回線は必須です。
タブレットでのインターネット通信はこの回線を用いているので、通信制限を気にせずに安定した通信が行えます。
6.子供用アプリが豊富(iPad)
androidタブレット・スマートフォンやiPhoneと比較し、iPadは多数の子供用アプリが提供されています。
ガラガラ系・落書き・知育・絵本・うた等、幅広いジャンルのアプリがあります。
どういったアプリを子供が好んでいるかは別の記事でじっくり書きます。
7.(スマートフォンと比較して)安い
通信回線契約がほぼ必須となっているスマートフォンは、本体価格が実質0円と言いつつ毎月6000円前後の通信料金が掛かり、2年で15万円程度のとなります。
また、2年以内に解約すると、1万円程度の違約金及び残契約期間に応じた機種代金の支払いが発生します。
一方、通信回線契約を要しないタブレットであれば、必要な費用は本体代金のみです。
最新型のiPad(16GB)は本体代金が49,800円ですが、特段の別費用は掛からず、長い目で見ると「割安」です。
スマートフォンとタブレットの両方を購入するのは二重投資という見方もありますが、特性や役割が異なる為に上手く使い分けられます。
また、スマートフォンを使いこなす自信がないのであれば、従来型の携帯電話に変更すればモバイル通信料金(パケット代)を抑えられます。
こうした点から我が家ではiPadを導入し、子供と共有する形で利用しています。
子供としても小さなスマートフォンよりも大きなタブレットの方が使いやすいらしく、好評です。
また、これまでに撮り溜めたデジタル写真1500枚ほどを保存しているので、時折見返しています。
撮影した写真は手軽に見られる様にしておかないと死蔵しかねません。
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