毎学期末には学校から大量のプリントが配布されます。休み中の宿題や過ごし方等の重要な書類がある一方、大部分を占めるのは各種イベントの案内です。興味は殆ど無く、一瞥しただけで古紙回収箱へ投げ入れています。

学校を通じたイベントチラシにはデメリットが少なくありません。家庭では重要な書類が埋もれてしまうリスクが、そして学校ではチラシを各クラスや児童生徒へ配布するのに教職員が使われています。言うまでも無く、教職員の本来業務ではありません。

学校や保護者等から何度も改善要望やクレーム等があったのでしょう。大阪市は1学期末より子供向けのイベントチラシ配布を取りやめ、ウェブサイトでの掲載に切り替えました。

子ども向けイベントチラシ等掲載専用ページを開設しました! 学校園へ配付依頼のあったイベントチラシや情報誌はこちらから閲覧できます。

https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000648845.html

大阪市教委がイベントチラシ配布をオンライン化したのは当然の判断です。本来業務から懸け離れた作業によって学校や教職員に掛かる労力が大幅に減らせたでしょう。

オンライン化は家庭にとっても有り難いです。イベントチラシがオンライン上に一元化されているので、チラシの重要性等を簡単に判読できるのです。必要な情報があればスクリーンショットやダウンロードして保存できます。

学区単位でのローカルイベントや大阪市教委等が主催するイベント(万博関係等)は、今後もプリントで配布される予定です。

紙は保存性や一覧性に優れている反面、重量や場所を取ります。大量の紙の山から必要な情報を探すのも大変です。重要性が低い情報は全てオンライン化して欲しいぐらいです。

現在の我が家が困っているのは「重要なプリントを子供が出さない問題」です。

学期末の個人懇談予定調査票は出さず、提出期限後に先生から掛かってきた電話で怒られた後にようやく出しました。夏休みの予定表は先週末に出しましたが、1学期の通知表や夏休みの宿題一覧は未だ見ていません。

どうしたら子供はプリントを出すのでしょうか。声かけをすると「うるさい!」と返ってきます。