大阪府内の新型コロナウイルス感染者はピークに達した感がありますが、依然として大阪市立小中学校の臨時休校が止まりません。
先月末以降は高殿小学校・九条東小学校・梅南津守小学校・開平小学校が臨時休校を実施しています。
また、臨時休校とはなりませんでしたが、田辺小学校の教職員も感染しています。
【令和3年1月30日判明】教育委員会事務局の新型コロナウイルス感染症患者の発生について
所属:大阪市立田辺小学校(大阪市東住吉区田辺2-3-34)
職種:教職員
これまでの大阪市立学校関係者の感染に関して不幸中の幸いなのは、校内で感染が大きく広がった事例が極めて限られている点です。
クラスターが発生したと認定されたのは、大淀中学校のみです。
児童生徒が感染する経路の多くは両親を中心とする同居家族です。両親等を経由して感染してしまっても、それが学校内で広がった形跡は僅少です(確認できていないだけ、という指摘もありますが)。
校内感染を防ぐ為の指導が効果を上げているのでしょう。お世話になっている小学校では、マスク着用や手指消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの確保(なかなか難しいですが)、リスクが高い活動の中止(合唱や屋内体育活動)を行っています。
一見して地味な対策かもしれませんが、これらの積み重ねが重要なのだろうと感じています。