【中央区】
区南東部の広範なエリアを公募地域としています。
ビジネス街という地域柄、保育所より小規模保育が設置しやすいかもしれません。
卒園後の登園先として地域の幼稚園と良い関係が築ければ、と感じます。
【西区】
地下鉄阿波座駅・西長堀駅を中心とするエリアが公募地域とされています。
実は西区の中でも阿波座駅周辺は最も保育所に恵まれていない地区の一つです。
ある様に見える保育所は0-2歳児を預かる乳児保育所であり、5歳児までの預かる保育所は中央大通・あみだ池筋の反対側にあるからです。
また、反対側にある保育所は入所最低点が極めて高く、入所するのは容易ではありません。
地理的にも入所可能性的にも大きな困難が予想されるのは同地区です。
また西区は幼稚園が少なく、小規模保育へ入所しても卒園後の預け先に窮する可能性が低くありません。
平成27年度一斉入所における3歳児入所倍率は6.77倍でした。
こうした事情を踏まえると、西区の保育ママ・小規模保育は過剰であり、やはり保育所整備により重点を置くべきかもしれません。
市内でファミリー層の回帰が最も強い地域の一つが西区であり、保育所の過剰が心配されるのは当分先の事でしょう。
【港区】
弁天町駅の周辺（すぐ南側を除く）が公募地域に設定されています。
同駅周辺は保育所へやや入所しにくく、一定の需要は見込めるでしょう。
梅田・本町方面へ通勤しやすいのは嬉しいです。
【浪速区】
国道25号線より北側、堺筋を跨るエリアが公募地域に設定されています。
難波駅の東側すぐ・電気街周辺の空きビル等を想定しているかもしれません。
天王寺区方面からの登園も考えられる地域設定です。
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