令和4年度(2022年度)大阪市保育所等一斉入所2次調整の申込は2月10日(木)が締切です。

受付期間
令和3年10月18日(月曜日)~令和4年2月10日(木曜日)

受付場所
生野区役所 保健福祉課 2階21番窓口

*生野区在住で区外の保育施設を第1希望にされる場合
期間内のご都合の良い日に生野区役所2階21番窓口までお越しください。

一次調整(令和3年10月1日~10月15日受付)と異なり、予約は必要ありません。

https://www.city.osaka.lg.jp/ikuno/page/0000547133.html(生野区以外でも同様)

残念ながら1次調整で内定しなかった方は、短い期間の間に様々な決定や手続を行う必要があります。代表例をまとめてみました。

1.保育所等の2次調整
(1)6年保育を行う保育所やこども園
(2)3年保育を行う地域型保育事業や保育所
(3)期間限定保育

2.企業主導型保育や認可外保育
3.幼稚園
4.育児休業の延長
5.家庭保育の継続

2次調整は1次調整で定員を充足しなかった、もしくは1次調整受付終了後に開所が決まった施設を対象として行われます。

この中で希望が集中するのは1.(1)6年保育を行う保育所やこども園です。6年間の安定した保育を願う気持ちは十分に理解できます。

一方、内定するには一定程度の点数が必要です。例えばフルタイム共働きでも決まらなかった市内中心部の1歳児等では、同程度の点数が必要だと考えられます。

反対に区全体の申込数が募集数を下回る様な地域では、低い点数でも内定する可能性が高くなります。

重要なのは「2次調整への想定申込数と募集数」です。想定申込数は、1次調整での申込数と募集予定数との差から推計できます。

多くの方によってより現実的な選択肢となるのは、1.(2)3年保育です。2次調整での募集枠の多くを占めています。2歳児で卒園となり、次の入所先へ申込必要があるのがネックです。

ただ、こうしたデメリットは年々解消されています。卒園児には6点が加算されます。フルタイム共働き+6点加点があれば、ほぼ確実に転所が決まっています。フルタイム未満でも大凡決定しています。

一部の地域型保育事業には、3歳児から優先的に転所できる「連携施設」が設定されています(ただ、全卒園児には足りない場合もあるので要注意)。

なお、2次調整の募集予定がなくても募集を行う施設があります。1次内定者から辞退者が発生したり、保育士を追加採用できた等の事情の為です。

どうしても入所したい保育所等があり、高い点数(少なくとも201点)がある方は、募集予定数0人の保育所等を第1希望に記入するのも現実的です。過去にはそれで決定した方もいます。

3.(3)期間限定保育は、新設保育所等の4-5歳児枠を一時的に1歳児保育へ転用するものです。保育期間は2年間限定です。終了時は地域型保育事業からの卒園児と同様の加点が得られます。同じ保育所へ入所申込をし、6年保育に切り替える事も可能です。

2.企業主導型保育や認可外保育は例年以上に入りやすくなっています。園児募集に苦戦している施設も少なくないと聞きます。保育所等の新設、少子化、コロナ禍による保育需要減、施設運営に要するコストの上昇、全てが大逆風です。認可外保育等を選ぶにあたり、「運営の継続性」という観点も重要です。

3.幼稚園も園児募集に苦戦している施設があります。特に都市部の子育て世帯のニーズが年々保育施設へ傾き、その煽りを受けています。今からでも入園できる幼稚園もあります。

ここ数年で頻繁に聞く様になったのは4.育児休業の延長です。保育所等への入所が決まらなかった等、やむを得ない事由があれば満2歳まで給付金を受給できます。

一斉入所での入所を見送り、年度途中入所や来年度の一斉入所を考えている方も少なくありません。0歳児2次調整枠が非常に大きいのは、本制度の充実と無縁ではないでしょう。

5.家庭保育の継続する考えもあります。ただ、育児休業の延長と異なり、収入はありません。2次調整の募集枠が非常に大きいので、このタイミングを逃すと更に入所しにくくなります。

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