2025年1月27日から大阪市全域で路上喫煙が禁止されます。

大阪市の子育て世帯としては大きな大きな朗報です。しかし、どれだけ実効性が担保されるかは疑わしく感じています。

来年1月27日から大阪市内全域で路上喫煙禁止に 条例施行日を発表

 大阪市の横山英幸市長は12日、市内全域の公道や公有地で路上喫煙を禁止する改正条例を、来年1月27日から施行すると表明した。施行までに、市の要件を満たした指定喫煙所を少なくとも140カ所は確保できる見通しとなったことも明らかにした。

 市議会決算特別委員会で、野上蘭議員(大阪維新の会)の質問に答えた。

 市は2007年に市路上喫煙防止条例を施行。禁止地区での喫煙は1千円の過料としている。

 当初、禁止地区は御堂筋と市役所周辺だけだったが、15年に京橋駅周辺も追加した。18年に大阪での大阪・関西万博の開催が決まった後は、阪急大阪梅田駅やJR天王寺駅周辺も禁止地区に加わった。

 その後、25年春に開幕する万博で国内外から来場者が多く訪れることを見越し、禁止地区を市内全域の路上に拡大する方針を決定。今年3月に条例が改正されており、市長が施行日を決めるとしていた。(以下省略)

https://digital.asahi.com/articles/ASSCD36DMSCDOXIE01QM.html

現在は市内の梅田・なんば・天王寺・京橋の周辺地域及び市役所周辺のみが路上喫煙禁止地区とされています。これが全市に拡大されます。

路上喫煙禁止地区について
https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000503379.html

大阪市内で生活する上での大きな不満の一つが「路上喫煙の多さ」です。

路上喫煙には本当に悩まされています。小さな子供と一緒に街中を歩いていても、そのすぐ横で平気でタバコに火を付ける人、反対側から子供が歩いてくるのが分かっているのに紫煙を路上に吹き出す人、飲食店の軒先や歩道上にテーブルを出して飲み食いしながら喫煙する泥酔客、灰皿を設置したコンビニから絶え間なく流れてくる副流煙、「電子タバコは大丈夫」と意味不明な理屈をこねる人、タバコの吸い殻を道ばたに捨てる人、吸い殻を拾おうとする子供を慌てて制止する手間、保育所や小学校の門付近で子供を待ちながら喫煙する保護者などなどなど、言い出したらキリがありません。

来年1月27日からこうした行為の多くが条例違反となります(どこまで許容されるかは未確認)。

一方で条例の実効性には不安を感じています。条例がどれだけ周知徹底されるのか、どれだけ多くの喫煙者や事業者が条例に従うのか、条例違反に対する警告や制裁(過料)がどれだけ行われるのか等、来年にならなければ分かりません。

全く知りませんでしたが、既に禁止されている地域に於いて大阪市は処分等を行っています。


https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000503379.html

喫煙は個人の嗜好です。しかし、それによって無関係の第三者の健康等を害して良い理由にはなりません。特にたまたま路上を通りかかった子供なら尚更です。定められた場所での喫煙を願います。

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