2024年度新設保育所紹介、第5回は「木下の保育園 天王寺(天王寺区)」です。
なお、大阪市内で2024年4月以降に新設開所する保育所等が発表されましたに一覧表を掲載しています。ご参照下さい。
ストリートビュー・基本データ・周辺環境
基本データ | |
仮称 | 木下の保育園 天王寺 |
住所 | 天王寺区大道2-6-10 |
開所予定日 | 2024年4月1日 |
予定定員 | 84名 |
設置・運営法人 | (株)木下の保育 |
ホームページ | 木下の保育園天王園ご案内資料 |
木下の保育園 天王寺は大阪市天王寺区大道2-6-10に設置されます。四天王寺南大門前の国道25号線を道なりへ東へ歩き、上町筋を越えると左手に見えます。
住所は正しい筈ですが、保育園らしき建物に見えません。低層マンションに見えます。気づかずに通り過ぎてしまいました。
保育園の建物内装工事募集要項によると、「建物構造は鉄骨造4階建、規模は1階から3階までの一部」となっています。
https://www.kinoshita-hoiku.com/wp-content/uploads/2023/08/fc8aad1cab5047fb0bfd7300a98afc08.pdf
工事現場に掲示されている確認済票等には「○○様邸プロジェクト」とあります。
これらの情報を組み合わせると、建物の1-3階部分は保育所、そして4階部分は住居として利用されるものだと考えられます。
天王寺区は地価が高く、保育所等に適した物件が見つかりにくい地域です。住居用建物(多くはマンション)の低層部分に保育所等が入居するのは一つの選択肢となり得ます。
工事は順調に進んでいます。2月末の竣工を予定していますが、前倒しされそうな進捗です。既に建物自体の工事は終了し、現在は外構や内装部の工事を行っている様子です。
同園の詳細は大阪市ウェブサイト及び運営法人ウェブサイトに掲載されています。こうした詳しい情報がウェブ上に掲載されると、子育て世帯にとっては非常にありがたいです。
大阪市の資料には地上園庭を設置する旨が記載されていますが、運営法人資料のイメージ図等からは存在が確認できません。まとまったスペースがあるのは、イメージ図で車が停められている区画です。
外遊び等に利用するのは寺田町公園です。広く、遊具も豊富です。広いグラウンドがあるので、運動会等で利用するかもしれません。
最寄駅はJR寺田町駅です。天王寺駅も徒歩圏内ですが、幹線道路や線路を渡るので時間を要します。特にJR環状線等を越えた先にある御堂筋線や近鉄大阪阿部野橋駅は少し遠いです。
運営法人・設置予定地域の保育事情
木下の保育園 天王寺を設置・運営するのは(株)木下の保育です。木下工務店を中核とする、木下グループの一企業です。
天王寺区は子育て世帯から非常に好まれている地域の一つです。寺社仏閣や文教施設が多く、落ち着いた街並みが広がっています。
保育所等は決して充足しているわけではありませんが、積極的に新設等が行われています。平成25年度と比べると、募集園児数は4倍以上(178人→716人)へと増えています。
木下の保育園天王寺を第1希望とした園児は、いずれの年齢も募集数を下回っています。第1希望者の大半はこのまま入所が内定するでしょう。