インフルエンザ患者数が既に昨年のピークを上回り、全国平均で警報レベルを超えました。
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インフル全国「警報」レベル…さらに拡大恐れ
2015年01月16日 12時12分国立感染症研究所は16日、今月11日までの1週間のインフルエンザの患者数が1医療機関あたり33・28人となり、今季初めて全国平均で警報レベル(同30人)を超えたと発表した。
昨シーズンよりも3週間早く、厚生労働省は、流行が今後さらに拡大する可能性があるとみて、注意を呼びかけている。
感染研によると、全国約5000か所の定点医療機関からの報告に基づき推定した今月5~11日の受診患者数は約206万人。
1医療機関あたりの患者数を都道府県別でみると、最多の宮崎(76・42人)をはじめ、沖縄(62・98人)、熊本(57・23人)、福岡(54・29人)、長崎(50・86人)など九州、沖縄で特に大きな流行となっている。
年齢別の推計数は、20歳代(約30万人)、30歳代(約28万人)、40歳代(約26万人)の順に多い。
昨年秋以降に検出されたウイルスは、A香港型(H3N2型)が95%を超え、B型や、2009年に新型インフルエンザとして大流行したH1N1型は数%にとどまっている。
詳細な情報は国立感染症研究所のホームページに掲載されています。
2015年 第02週 (1月5日~1月11日) 2015年1月14日現在
2014/2015年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2014年第42週以降増加が続いていたが、前週である2015年第1週には一旦減少した。第2週には定点当たり報告数は33.28(患者報告数163,716)となり、前週(定点当たり報告数21.46)よりも増加した。都道府県別では宮崎県(76.42)、沖縄県(62.98)、熊本県(57.23)、福岡県(54.29)、長崎県(50.86)、佐賀県(46.36)、大分県(45.88)、静岡県(44.83)、愛知県(44.27)、岡山県(42.99)、香川県(41.08)、山梨県(40.85)、徳島県(40.37)の順となっており、42都府県で前週の報告数よりも増加がみられたが、5道県では前週の報告数よりも減少がみられた。
全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは339箇所(1道1都2府42県)であり、注意報レベルを超えている保健所地域は208箇所(1道1都2府37県)であった。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関を、この1週間に受診した患者数を推計すると約206万人(95%信頼区間:194~219万人)となり、前週の推計値(約139万人)よりも増加した。年齢別では、20代が約30万人、30代が約28万人、40代が約26万人、0~4歳、5~9歳、50代、70歳以上がそれぞれ約20万人、10~14歳が約16万人、60代が約15万人、15~19歳が約13万人となっている。また、2014年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約624万人となった。
基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は1,763例であり、第1週(1,115例)より増加した。47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(114例)、1~9歳(271例)、10代(49例)、20代(38例)、30代(40例)、40代(40例)、50代(65例)、60代(147例)、70代(298例)、80歳以上(701例)であった。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2014年第50週~2015年第2週)ではAH3亜型の検出割合が最も多く、次いでB型、AH1pdm09の順となっている。
詳細は国立感染症研究所ホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html
上記マップによると、患者数が特に多いのは九州・瀬戸内沿岸地域となっています。
お世話になっている保育所では、相当な児童が欠席している様子です。
日頃は子どもたちの活気のある声が聞こえてくるのですが、最近はあたかも日曜日の様な静けさです。
今後も更に感染状況が拡大する恐れがあるでしょう。
重ね重ねとなりますが、手洗い・うがいを徹底の上、皆様もお気を付け下さい。
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