大阪市内でもインフルエンザの感染が広がっています。

インフルエンザの流行発生注意報は1定点医療機関あたり10人、警報は同じく30人以上の患者が発生すると発せられます(詳細は国立感染症研究所HP)。

大阪市健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループのページによると、大阪市内での1月6日~12日の発生状況は下記の通りとなっています。

市全体:8.14
市北部:8.60(北・都島・旭・淀川・東淀川)
市西部:14.67(中央・天王寺・浪速・東成・生野・城東・鶴見)
市東部:5.18(福島・此花・西・港・大正・西淀川)
市南部:6.59(阿倍野・東住吉・平野・住之江・住吉・西成)

市全体の数字は1月第1週の2倍以上であり、また昨年の1月第2週の数字も上回っています。
つまり、昨年以上のペースでインフルエンザが流行していると推測されます。

また、こんな記事も掲載されています。

インフルエンザ、流行本格化 大阪では「警報レベル」
2014年1月23日09時28分

インフルエンザの流行が本格化している。国立感染症研究所によると、最新の1週間(6~12日)の患者数は47都道府県でいずれも増え、計約34万人に。医療機関の多くが休診になった年末年始、各地から患者が集まった大阪府では「警報レベル」の水準になった地域もある。受験シーズン本番。予防と対策は――。

国立感染症研究所のまとめでは、6~12日に全国約5千の定点医療機関から報告があった患者数は2万7100人(1医療機関あたり5・51人)。そのほかの医療機関を含めると、同じ期間に全国で計約34万人が受診したと推計されるという。

地域別では大阪市西区と那覇市で患者数が「1医療機関あたり30人」を超え、警報レベルに達した。大阪市西区には年末年始に開業していた診療所があり、周辺地域から患者が集まったために患者数が増えたとみられる。和歌山県や京都府を含む23道府県の53地域では、注意報レベルの「1医療機関あたり10人」を超えた。


大阪府内保健所毎の警報・注意報について

これによると、大阪府内で警報水準(地図上で赤表示)に達しているのは西区、注意報水準(黄表示)は福島区・東淀川区・旭区・東住吉区・平野区・岸和田市です。
上記記事での「大阪市西区には年末年始に開業していた診療所」とは、恐らく大阪中央急病診療所でしょう。
こうした区を中心に、学級閉鎖も相次いでいます。
(特殊要因があると本文中で触れているにも関わらず、「大阪では警報レベル」というタイトルを付けるのには違和感を覚えます。)

お世話になっている保育所でも「○○組・××組でインフルエンザが発生しています」と掲示されています。
また、行きつけの小児科医院ではインフルエンザの予防接種を受けに来る人を多数見かけます。
我が家でも手洗い・うがいを徹底しています。

皆様もお気をつけ下さい。