2023年度大阪市保育所等一斉入所の結果は概ね到着した筈です。多くのコメント等をお寄せ頂き、本当にありがとうございます。まだまだお待ちしています。

【重要】2023年度(令和5年度)大阪市保育所等一斉入所の結果が届き始めました&コメントお待ちしています

中には気になるコメント等をお寄せ頂いた方もあります。一般論としてお答えできる範囲で掲載します。

0歳児とはいえ激戦区の○区で空きが多くあること、1歳児も空きがちらほらあり驚いています。1歳児では空きがないだろうと0歳で申し込みましたが、心が揺れます。

予定通りに0歳児入所で復職するか、それとも入所・復職を1年先延ばしにするか、迷う気持ちは痛いほどに分かります。早く復職してキャリアや収入を維持したい一方、かわいい盛りの子供と少しでも一緒に過ごしたくなります。

0歳児入所で申し込んだ方の中には1歳児入所の難しさを見越し、育児休業を途中で切り上げる予定を持っている方もいるでしょう。

ただ、仮に0歳児一斉入所を辞退した場合、デメリットは少なくありません。

最大のデメリットは「1歳児入所の難しさ」です。2023年一斉入所における0歳児入所倍率は0.7倍でした。反対に1歳児入所倍率は1.23倍です。倍近くも違います。

【2023保育所等一斉入所申込分析】(1)大阪市全体/3年連続申込減、倍率トップは港区

更に多くの方の第1希望は、利便性が高い場所にある6年保育の保育所等に集中しがちです。こうした保育所等の1歳児入所倍率は3倍を超える事も珍しくありません。フルタイム共働き+加点がなければ、入所するのは困難です。

確かに1歳児も空きがチラホラとあります。1次調整で充足しなかったか、それとも調整後に退所者が確定したものと推測されます。第1希望が集中する保育所等を除けば、1歳児も年々入所しやすくなっています。

また、4月以降に途中で方針を変えて入所&復職したくなっても、実現するのは容易ではありません。正当な理由なく内定を辞退した場合、同一年度内の入所調整において5点が減点されます。

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000541/541365/28_riyouchouseikijyun.pdf

恐らくは「1年後の1歳児一斉入所にて希望する保育所等へ入所できるメドが現時点で立つか」が一つ判断基準となるでしょう。入所できそうならば内定辞退&育休延長が視野に入ります。入所するのが難しければ、0歳児入所か1歳児で別の保育所等へ入所するかの選択となります。

どちらの選択肢も正解です。まずは家庭でよく話し合って下さい。もしも内定辞退するのでしたら、できる限り早く区役所へご連絡下さい。その枠に他の方が4月から入所できます。