大阪市は進学する公立小学校・中学校を隣接学区からも選択できる「学校選択制」を導入しています。
令和4年度学校選択制について
大阪市西区では、小学校・中学校入学時に学校選択制を実施しています。
学校選択制は入学時の1回のみ、通学区域の学校以外を希望により選択できる制度です。
通学区域の学校には必ず就学できますが、通学区域外の学校への就学を希望した場合は、それぞれの学校の受け入れ可能人数に上限があるため、希望者多数の場合は抽選となり、必ず就学できるとは限りません。(中略)
https://www.city.osaka.lg.jp/nishi/page/0000543663.html(例として西区、他区も同じ)
ここ数年の傾向を見ていると、規模が小さい小学校の学区から大きい小学校への進学を希望する家庭が目立ちます。1学年1~2クラスの学校ではクラス替えが難しく、人間関係が固定化しやすいのは事実でしょう。
学力テストの点数が気になりますが、平均点が高い小学校を選択する傾向は感じられません。なお、当ウェブサイトに各校の平均点や児童生徒数等を掲載しています。ご活用下さい。
一方でコロナ禍においては感染者が確認されにくく(児童生徒数が少ないから当然)、小回りが効いて感染予防対策も行いやすかったと聞きます。小規模校のメリットです。
制度が導入された当初は多くの区で抽選が行われていました。しかしながら子供の数が年々減少し、抽選が実施される区や学校も減少し続けています。今年は抽選が行われるのは一部の学校に限られるでしょう。
学校を選択する基準は人それぞれです。本当は各校で行われる授業参加や説明会等に参加し、学校長や教頭に質問を投げかけ、各校を比較対象して決定するのが理想的でした。
だが今年は9月末まで緊急事態宣言が延長されてしまい、学校を知る機会が大きく減少してしまいました。
入学するまでは「同じ大阪市立小学校だから、学校毎の違いはないだろう」と考えていました。しかし、それは大間違いでした。学校毎の差は大きいです。
子供がお世話になっている学区や隣接する学区を買物等で頻繁に歩き回るので、それぞれの小学校の児童が登下校する際の雰囲気が何となく伝わってきました。
子供同士で楽しそうに登下校している学校もあれば、少し暗い雰囲気で登下校する児童が多い学校もあります。
学力水準もバラバラです。学校での教え方というよりも、学区毎の生活環境や子育て世帯の構成(世帯所得や両親の学歴等)が影響していると見ています。
学校行事や諸活動も全く違います。学区毎に存在する資源はバラバラです。大きな公園がある学区、工場がある学区、町内会のバックアップが非常に強い学校、繁華街がある学校、それぞれの資源を有効に活用した活動が行われています。
我が家は様々な検討を重ねた結果、居住している学区の小学校へそのまま進学しました。
当初は同じ保育所から進学した子供と遊ぶ機会が多かった様子ですが、いつの間にか他の保育所や幼稚園等から進学した同級生達とも仲良くなっていました。
今では顔と名前が一致しない子(=同じ保育所出身ではない)と一緒に遊んでいる話ばかりを子供から聞きます。
子供は仲良くなるのが本当に早いですね。私は他の保護者の名前が殆ど分からないままです。よく会う方には何となく挨拶する程度です。
令和4年度の希望調査票は10月29日(金)が締切です。忘れずに提出する様にして下さい。
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