4月8日の大阪府コロナウイルス感染者は905人でした。昨日に引き続いて過去最多を更新しました。

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/0408.pdf

1,000人を超えるのも時間の問題です。

20代が200人超え、30代〜50代が100人を超えています。これまでと同様、市中での会食等で急激に拡大していると推測されます。

過去最多の陽性者であると同時に、陽性率は9.8%と高い値です。陽性者を拾いきれていません。

重症病床使用者は167人、使用率は74.6%、運用率83.1%、重症病床への入院調整が破綻しかけています。恐らくは重症病床への入院できず、それ以外の病床で留め置かれている感染者も多数発生しています。

若年層の重症化も深刻です。大阪で初めて20代男性が重症化しました。30代女性や40代男性2人も重症化しています。

これだけの感染者が発生しているにもかかわらず、クラスター報告は限定的です。急激な感染者増加に保健所も病院も追いついていません。

街中の人出は少し減少した様に感じています。見かける通行人が減っています。

営業時短では無く、「営業休止」を選択する飲食店も少なくないですね。大小はさておき、まん延防止等重点措置の効果は出ています。

ただ、できれば「マスク会食」をアピールするのは止めて欲しいですね。今は「不要不急の外出自粛」で「ステイホーム」すべき時期です。

が、「マスク会食すれば外食OK」と受け取り、未だに会食等を行っている人が少なくないと聞きます。そうした人に限って「マスク会食」が出来ていないのでしょう。

そもそも酔っ払いに適切なマスク管理を行わせるのが無理な話です。大阪はお行儀が良い人間ばかりではありません。

学校は諸行事やハイリスク活動中止、徹底的な感染対策を行って授業継続

大阪市立小学校は今日4月7日が始業式でした。

小学校から今後の予定等について連絡がありました。

まん延防止等重点措置の適用期間に予定していた家庭訪問・授業参観・PTA総会等は中止となりました。合唱や接触運動等も避けて授業を行うそうです。

また、5月6日以降の諸行事等についても見直す可能性があるとの事でした。無難な対応ですね。

一方、臨時休校や一斉休校等を意識した項目はありませんでした。学校としても踏み込んだ記述は行えなかったのでしょう(理解できます)。

大阪府知事は「部活動等の感染リスクが高い活動で感染対策を徹底したい」「休校はデメリットが大きい」という趣旨をコメントしています。

吉村:これ、本部会議でも議論して決定をしたところでもありますけれども、やはり学校の現場において、まずは給食とか、こういう飲食の場面については食べるときとしゃべるときというので、きちんと使い分けてマスクをしましょうというのをあらためて徹底するということが1つ。もう1つ、やっぱり感染リスクの高い場面については感染対策を徹底するということが1つ。

 もう1つ、部活動については、室内における部活動ですね。感染リスクの高い活動、特に室内における活動であったり大きな発声が伴う行動であったり、そういった感染リスクの高い学校教育活動、部活動については感染対策を徹底するということを今決定いたしましたので、それを学校に通知しているということです。

 特に3月中旬以降の部活動でいくと、室内のバスケットボールとかバレーボール等、特に室内競技で大きくクラスター例も報告をされています。やはり口の中にたくさんいます、ウイルスがいますので、室内の密封した状態の中で大声を出しながらスポーツをするというのは、これは飲食の場でも同様の趣旨ですけれども、感染が広がりやすく、また同様に、こういったバスケやバレーなんかでは複数例クラスターも発生しているという状況です。

 ですので換気を徹底するということと、それからそういった活動については、感染率の高い活動については、もう実施をしないということの決定をいたしていますので、それを学校に通知いたしています。これ今後、学校において個別に判断をされていくということになると思います。そういった意味で感染リスクの高い活動については、もう実施をしないということで考えています。ただ、現時点で休校だとか、そこまでするということまでは至ってはいません。(中略)

吉村:もちろん今、普段の生活の中でお1人お1人の感染対策の徹底をお願いしたいということと、学校の現場においても感染リスクの高い場面というのがやっぱりある程度見えていますから、先ほど申し上げた感染リスクの高い活動、部活動であったり、学校教育活動でもこういう大きな発声を伴うようなもの、それはもうやらないということの徹底をしていきたいと思います。

 一方で、それはもう休校したらいいじゃないかという意見もあると思うんですけど、休校に伴うデメリット、つまり生徒の心身に与える影響だとか、そういったこともかなり多く報告もされています。単に学業の遅れだけじゃなくて、心身に対する極度の影響が出ているということもやっぱり報告もされているところなので、現時点においては、感染リスクの高い活動については実施をしないということを徹底するという判断をしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8234fd1aa0ce4cca703e815430e02f14f9df294?page=4

徹底的な感染対策を行うのは当然ですね。

ただ、その当然の対策ができていない学校(特に運動部の強豪校)がこれまでに多く、部活クラスターが多発したのは忘れられません。

具体的な対応等を学校へ丸投げするのでは無く、教育委員会が積極的かつ具体的に指導する必要があると感じています。

同時に保護者サイドからも声を挙げるべき場面があるでしょう。学校等で感染リスクが高い活動が行われていたら、時には「止めて欲しい」と主張する事も必要です(できればしたくありませんが)。

変異株は若年層の間に広がっています。

大阪府も「学生の感染」を危惧しています。第3波までより著しく増加しています。


子供が外で感染し、家庭に持ち込むケースが発生しています。子供が感染拡大の引き金となりかねません。

これまでと同様、部活動・寮生活・合唱・飲食等を通じた学校クラスターが多発するのは避けられません。

大阪にある学校・幼稚園・保育所等は、いつ休校・休園になっても不思議ではありません。各施設も家庭も休校・休園に備える必要があるでしょう。

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