重要な改正です。
昨年から導入された「大阪市保育所入所に関する事務取扱要綱(保育所入所選考基準)」が一部改正される方向で話が進んでいます。
選考基準計算フォームで計算できる入所基準点にて計算できるものです。
大阪市では「大阪市保育所入所に関する事務取扱要綱」(保育所入所選考基準) の一部改正(案)について、市民の皆様からのご意見・ご提言を募集しています。
「大阪市保育所入所に関する事務取扱要綱」(保育所入所選考基準)の一部改正(案)について
これまで大阪市では、「大阪市保育の実施に関する条例」及び「大阪市児童福祉法施行細則」において、保育に欠ける要件や保育の実施の申込み等について定め、これらに基づき保育の実施に関する事務を行ってまいりました。
また、平成24年10月には、優先順位の基準及びその運用の改善を図るため、新たな保育所入所選考基準を含む「大阪市保育所入所に関する事務取扱要綱」を制定し、平成25年度一斉入所選考よりこれを適用することにより、よりわかりやすい入所選考を実現し、入所選考等事務における透明性を確保してきたところです。
今回、入所選考結果等を踏まえ、保育所入所選考基準が入所申込み世帯の状況をよりきめ細かく、的確に反映するものとなるよう、必要な改正を行い、もって市民の福祉の向上に資するものとします。
(主な改正点の趣旨)
年度途中入所事務の円滑な実施を期する。
きょうだいでの入所申込みに配慮する。
入所選考において要件間(就労と就労内定等)の点数の逆転を防ぐ。
等の観点から改正を行います。新旧対照表(案) (pdf, 343.05KB)
改正後要綱(案) (pdf, 395.69KB)
現行要綱 (pdf, 533.21KB)
改定点の趣旨について上記引用にて触れられていますが、改正案を細かに見ていくと身内に雇用されている場合や親族同居の減点措置等、保育所入所を考えている方々にとって少なくない影響を生じる改正案となっています。
改正箇所とその趣旨につき、後日詳細に取り上げて検討していく予定です。
こんにちは。
基準点が195点と高く、入所が難しい保育所の一つですね。
各家庭によって事情は千差万別です。
こうした事情をできる限り汲み取ろうとすると曖昧な選考基準にならざるを得ず、納得できない入所不承諾やコネ入所(噂です)の温床に繋がりかねません。
一方、選考基準を点数化して明確にすると、選考基準から漏れ落ちる個別事情は反映されなくなってしまいます。
誰もがすぐに入所できるのが理想的ですが現実には無理な話でしょう。
また、一旦入所できてしまえば、保護者の雇用状況が変化しても卒園まで在園できてしまうのも問題かもしれません。
誰もが納得できる解決策がない以上、情報を収集して適確な判断をするのが一番だと考えています。
正規社員として復帰が迫っている保護者の入所希望に対し、点数も高いことから途中入所決定。その後「こんなに早く入所できると思っていなかったので、会社には復帰を伸ばしてもらえた。ゆっくり奈良市保育ができます」との意見。
ただ、正規社員である、というだけで、点数判断してもその後の対応やその人の環境などが見通してもらえない。
実際には、小さい子をおんぶしながら仕事をしている保護者や、父親と平日・祝日を交代しながら育児している人もいる。どこまでが点数に反映されているのか難しい。