11月11日の大阪府コロナ感染者は256名でした。先ほど、吉村知事が公表しました。過去最高です。
大阪府は11日、府内で新たに256人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと明らかにしました。
大阪府内で一日に確認された人数としては過去最多で、感染者が200人を超えるのは、ことし8月7日以来で、6回目です。
大阪府内で感染が確認された人の累計は1万4376人となりました。
しかしながら、吉村知事は経済活動にブレーキを踏むには躊躇している様子です。記者会見で「静かに飲食して欲しい」「どんちゃん騒ぎは止めて」と強調しています。
ただ、静かに飲食ができるものでしょうか。特に年末に掛けての忘年会で大騒ぎせずに済むのでしょうか。
また、本日開催された第28回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議にて、「11月16日にKintoneからHER-SYS(国主導のシステム)へ移行する事に伴い、日々の集計期間を午前0時~午前0時(現在は午後4時)とし、居住地・年代・職業・濃厚接触者等が記載されている個票を廃止する」とされました。
第28回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/28kaigi.html
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00378331/4-2_kansenzyoukyoukouhyou.pdf
詳しい情報が掲載されている個票は、感染がどれだけ間近に迫っているかを検討できる、非常に重要な情報でした。
今後、学校や保育所等でクラスターに至らない感染が発生しても、それに気づける方法が少なくなってしまいます。
会議で藤井部長が「保健所の負担軽減の為、HER-SYSから出力するのは大変」とコメントしていました。
理由は十分に理解できるのですが、大阪府内の感染状況を把握するのに重要(かつ唯一)の資料だけだっただけに、個票の廃止は極めて残念です。