コロナウイルス、国立感染症研究所より
大阪市立学校の休校期間は更に延長されました。少なくとも4月19日まで、そして恐らくはGWまでも休校となるでしょう。
東京都や大阪府、コロナウイルスの感染が広がっている他都市でも同様の措置が取られています。
学校で感染する心配が無くなった反面、「学習の遅れ・学力低下」が非常に心配です。3学期の学習内容は途中で切り上げられ、夏休みの様に十分な宿題が出されていません。
多くの子育て家庭が同じ様な心配をしているのか、家庭用問題集の売れ行きが好調と聞きます。
Amazonでも多くの小中学生向けの問題集が欠品・品薄となっています。驚くべき現象です。
こうした不安を少しでも払拭する為か、大阪市は「授業動画の配信」を予定しています。
臨時休業期間中の学習支援のため授業動画の配信を検討しています。今後、詳細については、学校園を通じて保護者に周知します。
先日の対策会議では「Youtubeでの配信を予定している」と話していました。
ここでふと気づきました。「Youtubeで配信される授業動画を見ながら学習するには、どのデバイスが良いのでしょうか。」と。
既に他社から配信されている授業動画をスマホで見てみましたが、文字が小さすぎて全く読めませんでした。
慌ててタブレットやノートパソコンを購入しようか悩んでいる方はいませんか。欲しかった製品だとしても、気軽に買うには高すぎます。
いろいろ考えました。すると、目の前にテレビがありました。学校でも様々なスライド等をテレビで再生しています。
様々なデバイスを組み合わせて検証した結果、「スマートフォンで動画を再生し、有線等で接続したテレビで閲覧する」のが最も良いとの結果になりました。
スマホ＋テレビ＋接続ケーブル
スマホやテレビは既に家庭にある物で大丈夫です。スマホはLTE・Wi-Fi、どちらでも構いません。
親が以前に使っていた古いスマホやタブレットでもOKですが、何らかの方法でインターネットへ接続する必要があります。
注意が必要なのは接続ケーブルです。スマホの機種等によって種類が異なります。
iPhoneでしたら「Lightning HDMI 変換ケーブル」と「HDMIケーブル」で事足ります。
Androidは機種によって違っています。注意が必要です（しっかり調べて下さい）。
一つは「USB Type-C」を採用している端末です。
必要なのは「USB Type-C HDMI 変換ケーブル」ですね。
もう一つは「microUSB」です。但し、スマホが「MHL（Mobile High-definition Link）」に対応している必要があります。
必要なのは「microUSB HDMI 変換ケーブル」ですね。
iPhoneとAndroid、いずれも変換ケーブルを用いてテレビのHDMI端子（任天堂Switch等と同タイプの端子）と接続します。
すると、スマホの画面がTVに出力されるでしょう（スマホ側で何らかの捜査を必要とする機種もあります）。
そしてスマホでYoutubeに接続すると、テレビに動画が再生されるでしょう。
スマホ＋テレビ＋無線接続
他にも方法はあります。テレビと勉強する机が離れている場合には、無線接続が候補となります。スマホとテレビを無線で接続し、映像をテレビで再生します。
手軽に入手でき、かつ設定が簡単なのは「Google Chromecast」ですね。 AndroidとiPhone、どちらでも使えるそうです。
また、テレビにセットトップボックス（FireTVやAppleTV等）が接続されていれば、それとスマホを接続して動画を再生する事も可能です。
大型タブレットやパソコンでもOK
大型タブレットやパソコンがある家庭もあるでしょう。それで動画を再生し、学習する事も可能です。
ネットワークの設定が終了している家庭であれば、動画再生は簡単ですね。
我が家は「テレビ＋古いスマホ＋無線接続」を予定しています
休校期間もリビング机で学習する事が多く、同じ部屋にテレビもあります。また、昨年まで使っていた古いiPhoneが余っています。無線ネットワーク環境も構築しています。セットトップボックスもあります。
これらを組み合わせ、手元のiPhoneでYoutubeを再生させたところ、黒板上の文字もしっかり読める大きさでテレビに映し出されました。これならオンライン学習もできそうです。
初めの内は子供は面白がって勉強しそうです。でも、途中から飽きてしまいそうなのが心配です。
こうやって検討していると、多くの家庭にはオンライン授業に最低限必要な道具（テレビとネット接続出来るスマホ）はあるでしょう。
足りないのは機材ではなく、「適切な準備を行える技術」かもしれません。
一部にはルーターを貸し出すという話もありますが、小さなスマホの画面で授業を受講させるつもりなのでしょうか。
各学校で個別の家庭の受講環境を細やかに確認していく必要がありそうです。
学校が技術的な相談に応じられるだけの能力やマンパワーは全くありません。自治体が音頭を取って対応しなければ、受講できない児童生徒が続出するでしょう。
同じ空間で先生や級友と過ごし、双方向でやりとりできる授業は本当に貴重な時間ですね。学校の教室での学習を絶対視する考えはありませんが、効率よく学習するにはよく出来た場所です。
早く学校が再開して欲しいですね。家庭学習に任せきりだと、学力格差が開くばかりです。
なお、最新の感染者数等は、下記投稿をご覧下さい。
毎日の体調管理＆感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす（有症者が入り込むリスク）、一定の空間に長時間密閉される、他人と同じ物を触れる（接触感染）、会話や食事等を行う（飛沫感染）と感染するリスクが高いと感じています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
マスクや咳エチケットを、そして食事中の会話は避けたいですね。
除菌用アルコール等の市中在庫は少しずつ復活していますが、マスクは全く見かけません。ドラッグストア等に入荷しているそうですが、即座に完売してしまうと聞きます。
私は↓のリンクを小まめに（オート）リロードし、在庫を見つけたら購入する様にしています。
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