コロナウイルス、国立感染症研究所より
遂に学校がクラスターとなりました。京都産業大学です。
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(4/4追記)
京都産業大学の学生を起点とする感染拡大が止まりません。遂に鹿児島県にも到達してしまいました。
京産大関連の感染者、12府県54人以上に
京都産業大(京都市北区)の卒業生や学生を介したクラスター(感染者集団)について、京都府と京都市は2日、新たに京産大生3人を含む10人の感染が判明したと発表した。12府県で少なくとも54人が感染したことになる。
この日感染が確認された京産大生は20代男女3人で、うち女性1人は先月21日に開かれた懇親会に参加。この懇親会には欧州旅行から帰国し、懇親会後に感染が確認された卒業生が出席していた。残る女性と、別のアルバイトの20代女性はこの懇親会に参加した京産大生の接触者。
このほか、20代の男子学生も感染。この学生は、21日の懇親会に参加した学生らが、翌日出席した別のサークルの懇親会に参加していた。この懇親会には京産大生ら約40人以上が参加しており、今後参加者の健康調査などを進める方針。
ほかの6人は、先月23日に京都府井手町で開かれた交流会に参加していた30代の同町職員の男性と、別の参加者の家族ら5人で、この中には10歳未満の男児と10代の男性も含まれている。
一方、鹿児島県によると、2日に確認された同県霧島市の20代男性会社員は、今春まで京産大に在籍していた卒業生で、3月に学内のサークルの友人と飲食していた。
https://www.sankei.com/west/news/200402/wst2004020037-n1.html
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(4/2追記)
更に増加し、43人となりました。
京都 井手町 50代女性感染確認 京産大集団感染と関係か
2020年4月1日 21時33分京都府は井手町の50代の女性1人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。京都産業大学の学生や卒業生を中心に「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生しています。
今回感染が確認された女性は学生との交流会に出席して感染が確認されている井手町役場の男性職員の接触者で、交流会には参加していないということです。
府内で感染が確認されたのは73人となりました。退院した人は合わせて18人となっています。
また、京都産業大学の学生やその周辺の感染者の数は京都府をはじめ、和歌山県や滋賀県など11府県で感染が判明し、学生とその周辺の感染者の数は43人にのぼっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012363141000.html
行動力がある大学生からの感染が更に広範囲へ広がっています。
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(4/1追記)
京都産業大学を起点とした感染者が西日本各地で増加しています。
新型コロナ 京都産業大学関連の感染確認 39人に
2020年4月1日 10時52分
京都府内では、先月31日、新たに合わせて13人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、このうち9人が感染が相次いでいる京都産業大学の学生とその接触者でした。ほかの府県で確認されたケースも含めて京都産業大学の学生を中心とした感染者はこれで39人に上っています。(中略)
京都産業大学の学生を中心とした感染者は、京都府をはじめ、和歌山県、滋賀県、石川県、富山県、岡山県、愛媛県、香川県、徳島県、兵庫県、それに、大阪府の11府県で合わせて39人に上っています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012361671000.html
感染者が広がっている地域を見ると、広い範囲から京都産業大学へ入学している事が窺えます。
京都産業大学は上位校(地方国立大・関関同立等)受験者の第2希望群、または中堅校受験者の第1希望群として、幅広い受験者が受験する学校です。
大学が非常に多い京都という街は、学生に大らかだと聞きます。そうした雰囲気の街で、卒業・就職を控えた大学4回生が羽目を外したのでしょう。
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(3/31更に追記)
京都産業大学の一部学生の意識の低さに声が出ません。
京産大関係者7人の感染確認 学生中心に感染者計31人に
2020年3月31日 21時03分
京都府は31日夜、新たに府内の7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。いずれも、感染が相次いでいる京都産業大学の学生とその接触者だということです。
このうち5人は、すでに感染が確認されている京都産業大学の学生も出席して3月23日に京都府井手町で開かれた交流会の参加者で、内訳は、井手町の40代の男性が3人、京田辺市の30代の男性1人、八幡市の30代の男性1人です。
ほかの2人はいずれも京都産業大学の学生で、亀岡市の男子学生と、城陽市の女子学生です。2人は、ヨーロッパ旅行から帰国後に感染が確認された京都産業大学の別の学生が出席していた、3月19日のゼミの送別会に参加していたということです。
症状は7人とも軽いということです。
京都産業大学の学生を中心とした感染者は、これで31人となりました。
また、京都府内で感染が確認されたのは、65人となりました。
またこのほか、いずれも20代の女子学生2人の感染も確認されています。京都市によりますと、女子学生の1人は、感染がすでに確認されている学生と、3月19日に市内の居酒屋で行われた大学のゼミの送別会に出席していたということです。
もう1人の女子学生は、すでに感染が確認された別の学生の接触者だということです。
2人は発熱やせきなどの症状がみられましたが、いずれも軽症だということです。
京都産業大学では、ゼミの送別会やサークルの懇親会の参加者の間で感染が広がっていています。
春休みで帰省している学生もいることから、京都市は各地の自治体と協力して、送別会などに参加した学生全員の検査や、接触した人の確認を進めることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012360911000.html
祝賀会や懇親会が行われたのは、この前の3連休でした。
専門家から「爆発的感染は生じていないが、引き続いて密室・密閉・近距離での会話等を避けるべき」と指摘されている最中、京都産業大学の一部学生はこれに真っ正面から反するパーティを実施していました。
また、当時は海外帰国者からの感染者が相次いで報じられていました。海外旅行自体は仕方ないとしても、帰国した学生は自粛的に隔離すべきでした。
更に驚いたのは、こうした集まりに数十人の学生が参加していた事です。この数十人は「コロナウイルスに警戒を」という社会の声が全く聞こえていなかったのでしょうか。
誘われながらも賢明にも参加を取りやめた学生も少なくない筈です。しかし、一部の学生がクラスターを生じさせ、帰省という形で全国各地へ散らしてしまいました。
注意すべき形式等が周知徹底されていなかったライブハウスや屋形船とは状況が異なります。
極めて意識の低い大学生が大規模なクラスターを生じさせました。
京都市も怒ってます。
【緊急情報】新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた学生等への注意喚起について(緊急要請)
本市では,本事案を非常に重く受け止め,緊急の対策会議を開き,「大学のまち京都・学生のまち京都」の危機とも言える事態を克服するための対策を協議し,全ての大学等に緊急要請させていただくべき事項を取りまとめました。
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(3/31追記)
京都産業大学の学生を起点とした感染が、関西各地で広がっています。卒業や就職に伴った移動先で、続々と感染者が増えています。
さらに広がる新型コロナウイルス感染
京都産業大学の学生に広がっている新型コロナウイルスの集団感染で、関係する感染者はあわせて21人に上ることが分かりました。
京都産業大学によると、初めに感染が確認された男子学生3人は今月2日から13日までイギリスなどを旅行し、帰国後に卒業祝賀会などに参加しました。
この集まりに同席した学生たちに感染が広がっていて、きのう新たに京都府のほか和歌山、徳島、富山、岡山、香川の各県で実家に戻った学生ら10人の感染が確認されました。
また、行政関係の交流会で感染した学生と接触した京都府井手町の職員3人の感染が判明しました。
京都府担当者会見「接触者として検査をした。その中で3名が陽性になったという状態ですので、そういう意味で印象として今までよりも早いなと」
京都産業大学の学生を起点とした感染者はあわせて21人になりました。
https://www.ktv.jp/news/articles/6dbe5aacd5ca4baa9e65a61be2be7f77.html
「学生を管理できていない大学」というレッテルが貼られるのは避けられないでしょう。こんな時期に祝賀会や懇親会を行うとは、言葉がありません。
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京都産業大の学生感染、計13人に 新たに女子学生2人、ゼミ卒業祝賀会に参加
京都市は30日、新たに京都産業大(北区)の20代女子学生2人から新型コロナウイルスを検出した、と発表した。
2人は29日に感染確認された学生4人とともに、21日に市内の飲食店であったゼミの卒業祝賀会に参加していた。これで同大学の学生の感染確認は計13人となった。
京都産業大学は京都市北区にある大学です。京都市内では存在感がある大学です。
発端はヨーロッパへの卒業旅行でした。参加した複数の学生が発症し、ゼミの卒業祝賀会やサークルの懇親会等で急激に広がりました。
大学でクラスター発生の可能性 京都産業大の学生8人が新型コロナ感染
2020年3月29日 19:20京都市と京都府、京都産業大学は29日、ヨーロッパの卒業旅行から帰国した市在住の同大学4年生と、卒業旅行に同行した別の学生の卒業祝賀会に出席した市在住3人、井手町在住1人の、いずれも20代男性の同大学生計5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ほかにも、発熱などの症状のある学生ら13人を含む濃厚接触者が市内外で47人おり、「府内初のクラスター(感染者集団)発生の可能性が高い」としている。
■京都府の5人のほかに愛媛と石川で陽性
帰国した学生は、同大学4年の4人で3月2~13日にイギリスやスペインなど欧州5カ国を旅行。帰国後、4人のうちの2人(いずれも20代男性)は28日までに愛媛県と石川県で陽性が確認され、残る2人のうち京都市内在住の1人は21日から発熱など症状が出て、29日に感染が確認された。■28日の感染確認女性も京都産業大生
この3人は19、21、22日にそれぞれ、京都市内の飲食店でゼミの卒業祝賀会やサークルの懇親会に出席。このうち21日の会合で愛媛県の男性と同席した市在住の3人と井手町在住の1人の陽性が確認された。また、28日に感染が確認された宇治市の20代女性も同大学生で、石川県の男性と接点があったことが分かった。市や府はこのほかにも、卒業旅行から帰国した4人が接触した大学関連の計47人を濃厚接触者として、検査や健康観察を実施している。うち症状があるのは京都市内の4人を含め府内や他府県に計13人で、検査結果は30日にも判明する見通し。
京都市中京区の市役所で会見した門川大作市長は「持ちこたえていた状況だったが、重大なクラスターに発展しかねない事例が発生した。非常に危機感を抱いている」と強調。京産大の大城光正学長も、5月4日までキャンパス内への不要不急の立ち入りを禁止し、同10日まで授業を中止するなどの対応を発表した。
卒業旅行を計画・参加した当時は、まだヨーロッパでの感染拡大が問題視されていなかった時期です。海外旅行を自粛するように求めていた大学もありますが、海外旅行自体は仕方ないでしょう。
しかし、帰国した頃はヨーロッパでの感染が急激に拡大した時期と重なります。また、国内では宴会等の自粛が強く求められていました。
にもかかわらず、ゼミの卒業祝賀会やサークルの懇親会等を実施したのは理解に苦しみます。特にゼミの祝賀会は指導教官も関係している筈です。教員は制止しなかったのでしょうか。
京産生の発症者や行動履歴等は、同大学や京都府のウェブサイトに掲載されています。
新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2020_345_attention.html
新型コロナウイルス感染症に関連する情報について
http://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/novelcoronavirus.html#F
大問題なのは行動です。行動力がある若者らしく、多くの学生と交流していました。29日に陽性確認された4人の行動歴です。
1 患者の概要
(1)27例目 20代の男性(日本国籍) ※欧州旅行に参加
(2)28例目 20代の男性(日本国籍)※ゼミ卒業祝賀会に参加
(3)29例目 20代の男性(日本国籍)※ゼミ卒業祝賀会に参加
(4)30例目 20代の男性(日本国籍)※ゼミ卒業祝賀会に参加(2)欧州旅行の経過
3月2日~13日 他府県で陽性となった患者(以下「A」及び「B」と いう。),本市27例目患者(以下「C」という。)ほか 1名の4人で,イギリス,アイスランド,スイス,フラ ンス,スペインに旅行
3月14日 帰国(関西国際空港)(3)帰国後の接触者の状況
3月19日 Cのゼミの卒業祝会参加者等 8名 (市内1名 市を除く府内2名 府外5名)
3月21日 Aのゼミの卒業祝会参加者等 31名 (市内12名<内3人が今回陽性> 市を除く府内3名 府外16名)
3月22日 A及びBが参加するサークルの懇親会 12人 (市内2名 市を除く府内2名 府外8名)
⇒ 合計51人で,本日陽性判明の3名を除く48人が,現時点での検査 及び健康観察対象者 (内訳:市内15人 市を除く府内7人 その他29人
卒業した全国各地へ移動する前に、様々な祝賀会や懇親会等に参加していました。京都駅周辺や河原町界隈で騒いでいたのでしょうか。普通の大学生の姿ですね。
しかし、繰り返しになりますが、既に国内では宴会等の自粛が強く求められていた時期でした。
指導教官や学生の誰かが「中止にしないか?」と主張できなかったのでしょうか。今時の学生にはそうした分別もないのでしょうか。
こうした言い方は好きではありませんが、残念ながら「コロナ集団感染が発生した京産か」と言われ続けるのは避けられないでしょう。
また、大学も学校です。講義形態や行動範囲等は違えど、小中学校の再開に影響を及ぼしそうです。
小中学校で特に注意すべきなのは給食ですね。児童生徒が同じ方向を向き(机を移動させない)、無口で食べるように指導されそうですね。
なお、最新の感染者数等は、下記投稿をご覧下さい。
毎日の体調管理&感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす(有症者が入り込むリスク)、一定の空間に長時間密閉される、他人と同じ物を触れる(接触感染)、会話や食事等を行う(飛沫感染)と感染するリスクが高いと感じています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
マスクや咳エチケットを、そして食事中の会話は避けたいですね。
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実名だせよ、ばか