コロナウイルス、国立感染症研究所より
今日も全国各地で多くの感染者が確認されています。
その中でも、子育て世帯と強い関わり合いがある2人が感染していました。大阪市の小学生と千葉市の保育士です。
本日(3月29日)、大阪府において、17名(府内192例目から208例目)の新型コロナウイルス感染症の感染が確認されましたので、別紙1のとおり、お知らせします。
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=37890
小学生は193番目です。同時に192番目の同居家族(恐らく母親)も感染が確認されました。
2人が濃厚接触していた感染者は163番目です。恐らくは父親でしょう。
覚えている限り、大阪市内の小学生が感染した初めての事例です。
新学期の再開を控えた今、衝撃が走ったのは容易に想像が出来ます。予定通りに開校するかの判断にも影響を与えそうです。
小学生は発症していないにもかかわらず、検査によって陽性が確認されました。家族間感染を疑い、早期に検査したものと思われます。
もしも学期中に小学生の感染が明らかになった場合、学級閉鎖・学年閉鎖・学校閉鎖等を余儀なくされます。
ただ、小学生の感染事例は非常に少ないとも感じています。感染ルートは両親や祖父母が専らです。
小学生の行動範囲は自宅等に限られ、広範囲で不特定多数と接触する機会は概ね避けられている為でしょう。
児童生徒を通じた学校・保育所等のクラスター化を防ぐには、同居家族の感染を早期に発見するのが重要ですね。
子供のみならず、同居家族も毎日の検温等を行うのが良さそうです。各校から家庭へ依頼すべきですね。
ただ、児童生徒への感染予防や注意喚起を徹底するだけでは足りません。学校や保育所等で働く職員にも気をつける必要があります。
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(3/30追記)
更に別の小学生(大阪市)、そして高校生(岸和田市)も感染していました。
本日(3月30日)、大阪府において、8名(府内209例目から216例目)の新型コロナウイルス感染症の感染が確認されましたので、別紙1のとおり、お知らせします。
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=37900
小学生は同居家族から感染したと考えられます。
大阪市内で2人の小学生が感染しています。少しずつ学校再開が難しくなっています。
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千葉市の保育所で働く保育士も感染
千葉市の私立保育所「ほのぼのたんぽぽほいくえん」で働く保育士の感染が確認されました。
千葉市の保育園に勤務する20代の女性保育士の感染判明を受けて、熊谷俊人市長は29日、会見を開き、保育士が勤務する保育園と系列園を30日から4月10日まで休園すると発表した。その上で、「福祉施設の職員は、喉の痛みなど、熱以外の症状があるときでも、慎重に対応してほしい」と呼び掛けた。
市によると、女性が勤務するのは同市花見川区幕張本郷の「ほのぼのたんぽぽほいくえん」で、0~5歳児を預かる。保育士の濃厚接触者には、職員34人と園児12人が含まれるが、29日時点で体調不良者はいないという。
市は園児の健康観察を行い、「検査の必要があると市が判断した園児から検査を実施する」と説明した。検査の必要がないと判断された場合でも「保護者の要望に応じて検査を行う」としている。
熊谷市長は「福祉施設で職員の人数が少ないのは理解しているが、子供や高齢者、感染者を守るため、施設運営者は職員の健康観察をし、留意してほしい」と呼び掛けた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000550-san-hlth
“症状出たまま”通常勤務 千葉 20代女性保育士
千葉市の「ほのぼのたんぽぽほいくえん」では、新型コロナウイルスの感染が確認された20代の女性保育士が、せきの症状が出たまま、20日間程度、勤務を続けていたことがわかった。
この間、女性は、マスクを着用して通常勤務をしていたという。
千葉市は、濃厚接触者の職員34人と園児12人以外に、保護者から希望があれば、ほかの園児についても検査する方針。
同保育所は千葉市花見川区幕張本郷1丁目20−9にあります。最寄駅の幕張本郷駅は、1カ月ほど前に感染が確認された中学校教員が利用していた駅と同じです。
保育士は咳の症状が出た状態で20日ほど勤務していたそうです。マスクをしていたとは言え、食事中等は外した筈です。
本来ならば念には念を入れて休ませるべきでした。しかし、深刻な保育士不足により、休ませたくても休ませられなかった背景もあるでしょう。
同園及び系列園は、4月10日まで休園するそうです。新年度を挟んだ2週間の休園は、保育所を利用している家庭に非常に大きな影響を与えます。
いつ、どこで、誰か感染しても不思議ではない状況ですね。外出は必要最小限に留め、日々の体調管理に気をつけましょう。
なお、最新の感染者数等は、下記投稿をご覧下さい。
毎日の体調管理&感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす(有症者が入り込むリスク)、一定の空間に長時間密閉される、他人と同じ物を触れる(接触感染)、会話や食事等を行う(飛沫感染)と感染するリスクが高いと感じています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
マスクや咳エチケットを、そして食事中の会話は避けたいですね。
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