>認可保育所の設置・運営法人の募集に係る事前登録に引き続き、応募状況が公開されています。
事前登録件数（詳細はこちら）と比較し、応募件数は減少しています。
複数の地域が新たに再募集対象となっています。
募集一覧
行政区 募集地域 募集人数 募集数 事前登録数 応募申請数 1 北区 ① 70人 1件 2件 2件 2 都島区 ② 70人 1件 2件 2件 3 福島区 ③ 70人 1件 － － 再募集 ④ 80人 1件 1件 0件 再募集 4 此花区 ⑤ 70人 1件 2件 1件 5 中央区 ⑥ 70人 1件 － － 再募集 ⑦ 80人 1件 － － 再募集 6 西区 ⑧ 70人 1件 1件 0件 再募集 ⑨ 70人 1件 1件 1件 7 天王寺区 ⑩ 80人 1件 4件 3件 8 浪速区 ⑪ 70人 1件 2件 1件 ⑫ 60人 1件 2件 0件 再募集 9 淀川区 ⑬ 80人 1件 4件 2件 10 旭区 ⑭ 60人 1件 4件 3件 11 城東区 ⑮ 90人 1件 － － 再募集 12 鶴見区 ⑯ 60人 1件 6件 5件 12区 16地域 1,150人
当初から事前登録がなく再募集の対象となっていたのは、福島区（2地域の内、1地域）・中央区（2地域）・城東区でした。
更に福島区（更に1地域）・西区（2地域の内、1地域）・浪速区（2地域の内、1地域）で応募申請が無く、再募集対象となりました。
特徴的なのは待機児童問題が深刻な市内中心部、具体的には福島区・中央区・西区の殆どの地域が再募集対象となっている点です。
応募申請があった他区と比較すると、都心部の保育所特有の設置・運営コストの高さ、特に地代家賃や建設費の高騰が一つの要因になったと推測されます。
ここ1年の間に市内中心部に開所したとある保育所でも、同様の理由から開所を諦めかけた時期があったと聞きました。
中央区・西区は市内で保育所に入所するのが最も困難な地域です。
平成26年度一斉入所では前年より入所倍率が上昇しています。
ファミリー層の都心回帰の動きが強まる一方、保育所の更なる新設が上手く進んでいない現実が少しずつ見えてきました。
今後の行方が気掛かりです。
