多くの方にご覧頂いている大阪市立学校データベース(小学校部分)を、最新の情報に更新しました。

・H31の児童数及び学級数
H30全国学力テストの点数(H31/R1/2019はは今年冬に更新予定?)
・不動産情報サイトとの提携

大阪市の学力は依然として低迷しています。

【学力テスト2019】秋田・北陸3県・さいたま市が好成績、大阪府は下位、大阪市の小6は全国最下位

ただ、全ての学校の点数が一様に低いわけではありがません。全国平均を大きく超える学校もある一方、大きく下回る多くの学校が存在しているのが実情です。

また、異なる年度のテストであっても、学校毎の相対順位は殆ど入れ替わりません。

つまり、点数が高い学校と低い学校はほぼ固定化され、そして二極化してしまっています。

こうした事情の背景には、地域における家庭の社会経済的背景(世帯収入や両親の学歴)が大きく影響していると考えられます。

二極化に拍車を掛けている可能性があるのは、大阪市が導入している学校選択制です。

「学校選択制」・・・学校選びの基準は?

大阪市立大学の中西広大先生が書かれた論文「大阪市における学力テスト結果公開と人口流入 ~小・中学校における学校選択制の検討から~」では、「公開された学力が特定の地域への人口流入を引き起こす要因となっていることが考えられる。また人口流入の結果として,学力格差や居住分化がより助長される可能性も指摘できる。」と指摘されています。

大阪市における学力テスト結果公開と人口流入(論文紹介)

学校データベースをご覧になっている方の中では、こうした情報を基にして居住する学区を検討する家庭は少なくないでしょう。

そこで、各学校毎のページ内に、提携している不動産情報サイトを紹介するコーナーを設けました。提携先ページから不動産情報を検討して頂けると幸いです。

なお、中学校の情報は9月上旬頃に更新する予定です。