学校や保育園を休む時、どうやって連絡していますか?
殆どの方は学校や保育園へ電話して伝えていると思います。また、一部の小学校では「欠席する旨を記入した連絡帳を同じ登校班の児童に託し、学校へ提出して貰う」という方法も行っているそうです。
いずれも昭和から変わらない方法でしょう。平成の時代になって30年、未だにこうしたアナログな方法が日常的に利用されているのは驚きです。
また、電話連絡は学校業務に支障を来す恐れもあります。多くの児童が在籍している学校では、特定の時間帯に欠席電話が集中してしまいます。電話対応要員が必要となり、電話回線も塞がってしまいます(だから連絡帳かもしれません)。
しかしながら、一部の学校は「ネットやメールを利用した欠席連絡」を取り入れています。
メールによる欠席連絡(常盤小学校)
分校も併設された市内屈指の大規模校たる常盤小学校では、「メール利用による欠席・遅刻の連絡について」というペーパーが配布されています。
欠席・遅刻専用のメールアドレスを作成・公開し、ここでの連絡受付も行っているそうです。電話連絡を排除する記述は無く、保護者はいずれか便利な方法を選択できるのでしょう。
googleフォームによる欠席連絡(たかさきこども園)
googleフォームを利用して欠席連絡フォームを作成したこども園もあります。
たかさきこども園欠席連絡フォーム
ご氏名 *
クラス *
欠席する日付 *
欠席理由 *
ご連絡先 *
クラス・欠席理由がブルダウンメニューから選択できるので、保護者が入力する手間が省けるのが特徴的です。ユーザーフレンドリーですね。
メールやフォームの活用は、学校・保育所・保護者の何れにもメリットが大きいと感じます。
軽視しがちですが、「電話応対」に要するコスト(時間拘束)は無視できません。1人からの連絡ならまだしも、学校や保育園へ数十人から連絡が入ると負担感が非常に大きいです。
また、保護者にとっては電話よりもメール・フォームの方が気軽に連絡しやすいです。必要に応じて折り返しの連絡があると認識していれば、重めの連絡(インフルエンザの感染等)でも送りやすいでしょう。
平成は残り8ヶ月となりました。便利な道具を利用して、効率的に物事を進めていきたいです。
少しでも多くの学校や保育所等が、こうした機能を導入すると良いですね。