H30新設保育所紹介、第34回は「あろんてぃあきっず真法院町保育園(天王寺区)」です。

なお、「大阪市内で平成30年4月以降に開所する保育施設が発表されました!」に一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

基本データ
仮称あろんてぃあきっず 真法院町保育園
住所天王寺区真法院町1-12
開所予定日平成30年10月1日
予定定員80名
設置・運営法人(社福) 幸陽会
ホームページ

「あろんてぃあきっず真法院町保育園」は天王寺区真法院町に設置されます。天王寺公設市場の跡地です。

この場所は天王寺区の中心部と言えるでしょう。区役所まで徒歩2分です。北には府立夕陽丘高校、東には五条運動場があります。五条小学校や夕陽丘中学校も近く、子育て世帯にとっては非常に魅力的な場所です。

最寄駅はJR桃谷駅(徒歩5分程度)、また地下鉄四天王寺前夕陽ヶ丘駅(徒歩10分程度)も利用出来ます。近鉄大阪上本町駅(徒歩15分程度?)を利用するなら自転車でしょうか。

この地域は一戸建て・マンションと公共施設が密集しています。天王寺区というとマンションや邸宅というイメージが強いですが、意外にも小ぶりな一戸建てが集中しています。だからこそ、公設市場が設置されたのかもしれません。

公共施設は学校や病院が目立ちます。北西には大阪警察病院(三次救急)が、東にはNTT西日本大阪病院(二次救急)があります。安心感がある反面、救急車の走行音に悩まされるかもしれません。

6月下旬の時点では、基礎部分の工事が行われていました。決して余裕があるとは言えないものの、9月末までに園舎等は完成できるスケジュールでしょう。

(写真はウェブサイトをご覧頂いている方にお送り頂きました。ありがとうございます。)

下記完成予想図を見る限り、写真は正面側から撮影された物でしょう。

園舎は平屋建て、出入口前に子供達が遊べる園庭が設置される予定です。天王寺区内の新設保育所にて、こうした地上園庭が設置されるのは稀です。恵まれています。

また、すぐ東には五条公園があります。野球場というイメージが強い場所ですが、子供向けの広場や遊具もあります。

大阪市内では、児童園庭が大型の運動場・野球場の片隅にひっそりと設置されているケースが多いです。

野球場や運動場の利用者は一部に偏っています。もう少し運動場等を減らし、子供達が遊具やボール遊びをできる場所を増やせないでしょうか。保育所等を新設し、保育料を引き下げるだけが子育て支援ではありません。

「あろんてぃあきっず 真法院町保育園」を設置・運営するのは社会福祉法人幸陽会です。医療法人弘善会のグループ法人です。本部は大阪市住吉区にあり、老人介護サービス等を営んでいます。認可保育所を運営するのは初めてです。

天王寺区は保育所等へ最も入所しにくい区の一つです。【H30保育所等一斉入所結果分析】(3)区毎・0-1歳児の入所保留率で触れたとおり、特に1-2歳児が非常に入所しづらくなっています。

年度途中に開所する保育所は、4月に開所する保育所より入所しやすいのが一般的です。しかし、10月という時期は例外的です。

4月以降に転居して保育所入所を待機している児童が増えており、しかも4月から認可外保育施設を利用している児童が7点加点となります。

年度途中といえども、少なくともフルタイム共働きで無ければ入所するのは難しいと感じています。

重要:8/6まで入所募集中

本保育所は平成30年10月1日の開所が予定されています。これに伴う入所募集が8月6日まで行われています。

「(仮称)真法院町保育園」の入所希望者を募集します。

開設年月日
平成30年10月1日(予定)

募集人数
0歳児 6人、1歳児 12人 2歳児 12人

申込受付期間
平成30年7月2日(月曜日)から平成30年8月6日(月曜日)

http://www.city.osaka.lg.jp/tennoji/page/0000438146.html より作成

ただ、開所と同時に募集を行うのは0-2歳児のみとなっています。3-5歳児の入所は平成31年4月以降となりそうです。