H30新設保育所紹介、第16回は「聖和かいせい保育園」です。

なお、「大阪市内で平成30年4月までに開所する保育施設が発表されました!」に他施設の一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

基本データ
仮称聖和かいせい保育園
住所天王寺区勝山3-9-14?
開所予定日平成30年4月1日
予定定員80名
設置・運営法人株式会社 成学社
電話番号06-6136-7576(保育事業部)
ホームページhttp://hoiku.kaisei-group.co.jp/news/index.php?mode=detail&seq=43&

「聖和かいせい保育園」は天王寺区勝山3丁目に設置されます。勝山3交差点と聖和小学校の中間地点です。

最寄駅はJR寺田町駅です。徒歩8分程度でしょう。同桃谷駅は12分ほど、地下鉄四天王寺前夕陽ヶ丘駅は15分ほど、そして天王寺駅は20分近く掛かりそうです。

南北方向の起伏は殆ど無いので、JR駅への移動なら自転車が使いやすそうです。夕陽ヶ丘駅へは坂道が大変ですね。

保育所が設置される敷地は、以前まで貸駐車場として利用されていました。大阪市内では、貸駐車場(タイムズ)を保育所敷地として利用するパターンが非常に多いです。

設置予定地は大きな道路に面しています。が、交通量はさほど多く感じられません。また、歩道がしっかり整備されているので、自動車と接触する心配はなさそうです。

この地域は一戸建て住宅やマンションが大半を占めています。工場は殆どありません。非常に落ち着いていると感じました。

設置予定地の北側はマンション、南側や東側や戸建て住宅や寺と接しています。

ここに鉄骨造4階建の園舎が建築されます。土中で見えない基礎部分の工事は既に終了しています。今後は、地上部分の建設工事に着手していくのでしょう。

園庭の有無は不明です。基礎部分の工事が敷地東側でしか行われていないので、通りに面した西側に小さめの園庭が整備されるかもしれません。屋上園庭という可能性も考えられます。

いずれの場合であっても、興国高校の西にある寺田町公園を利用するでしょう。同公園は野球場が併設された、非常に広い公園です。

遊具はブランコ・滑り台・ジャングルジム等が備えられています。ただ、いずれの遊具も老朽化が進んでいます。また、遊具の周囲はコンクリートの散策路が多く、子供が走って遊ぶとケガをする危険があります。

余談ですが、大阪市内の多くの公園では、児童用の遊具やスペースは軽視されていると感じています。地域の老人用の設備・倉庫・憩いの家等が最優先で整備され、次に花壇や樹木、余った場所に子供用の遊具や砂場というパターンです。

大阪市が本当に子育て支援を行うのであれば、こうした公園を「子供第一」という観点から改良・拡充すべきです。

聖和かいせい保育園を設置・運営するのは株式会社成学社です。関西を中心に数多くのかいせい保育園かいせいプチ保育園を運営しています。今春は福島かいせい保育園東成かいせい保育園もオープンする予定です。

天王寺区は北部で集中的に保育所が新設された一方、やや申込にゆとりがあった南部ではあまり新設されていませんでした。しかし、南部でもタワーマンション等の建設が進み、保育所等の不足感が一気に高まっています。

今年4月に開所した真田山かいせい保育園と同じく、開所初年度から数多くの申込みが殺到しています。1-3歳児の入所は、何らかの加点が無ければ厳しいと感じます。

なお、かいせい保育園のすぐ近くでは、くじら保育園天王寺園が来年8月頃に開所する見通しです。