H30新設保育所紹介、第31回は「城東ゆめの樹保育園」です。
なお、「大阪市内で平成30年4月以降に開所する保育施設が発表されました!」に一覧表を掲載しています。ご参照下さい。
基本データ | |
仮称 | 城東ゆめの樹保育園(城東区) |
住所 | 城東区今福西6-6-21? |
開所予定日 | 平成30年7月1日 |
予定定員 | 300名 |
設置・運営法人 | 社会福祉法人 三養福祉会 |
ホームページ | http://sanyoufukushikai.com/hoiku/index.html |
「城東ゆめの樹保育園」は城東区今福西6丁目に設置されます。鯰江公園と鯰江南公園の間です。
建設予定地は国家公務員宿舎(大阪国税局城東寮)として利用されていました。宿舎は廃止、用地は売却され、大規模な保育所が建てられる事となりました。
用地は広大です。ここに5階建ての園舎が建てられます。「広い敷地にどうして5階建て?」と疑問に感じる方もいるでしょう。実は「定員300名」という、大阪市内有数の大規模な保育所が計画されています。
園舎は鉄骨部分が組み上がり、コンクリートに関する工事を行おうとする段階でした。
当初は平成30年4月開所を予定していましたが、現在は7月開所を見込んでいます。工事がずれ込んだ理由は発表されていません。が、推測できる理由があります。
建設予定地に隣接した土地(宿舎跡地の一部)では、老人福祉施設の建設が計画されています。しかし、建設現場特有の重厚長大な雰囲気は全く感じられませんでした。それもそのはず、今週の作業予定には「埋蔵文化財発掘調査」と記されていました。
大阪市内は様々な地域で埋蔵文化財が埋まっています。定められた地域で土木工事等を行うには、事前の届出や調査等が求められています(詳細は大阪市の史跡・文化財・埋蔵文化財包蔵地について)
恐らくは保育所建設予定地も同じ様な埋蔵文化財発掘調査が行われたのでしょう。その為、開所予定が大幅に遅延したのだと推測されます。
敷地内を見る限り、東側一帯は園庭として利用されそうなスペースが確保されていました。これだけの園庭があれば、鯰江公園・鯰江南公園を園庭代わりに使う必要もなさそうです。
その為か、園舎は民家がある西側に寄せられる形で建設されています。
こうした建設計画に対し、地域住民から不安の声が寄せられています。
今福西に建設されてしまう大規模保育園について、今月、国税寮跡地に保育園が建設されることを回覧で知り、先週説明会がありました。そこで、300人規模の保育園であること、平成29年9月1日から工事が着工されること、平成30年4月1日には始まることなどなど、初めて!!初めて!!初めてしりました。(中略)
また、その保育園が西側にだけある戸建て側に5階建て園舎を建てることも、住民の心を逆撫でしているようにしか思えません。なぜ何もない東・南・北側に園舎をもってこなかったのか。せめて、調理室だけでも東側に変更して下さいと懇願しましたが、それも聞き入れてはもらえず。建ってからでは遅いんです。(中略)
地域にも受け入れて欲しいと言ってましたが、こんな建設・開園を急がせる大阪市の対応では普通受け入れられませんよね。なぜ、住民の意見を聞かないんでしょうか?反対されるから聞かないんですか?
誠意のある対応をすれば住民の理解も得られると思います。強行突破ですと、わだかまりが出来るだけです。
保育園の建設について(リンク先に返事あり)
現地を見る限り、民家側へ一定の騒音が響くのは避けられないと感じました。今からでも防音壁等を設置し、騒音を緩和できないものでしょうか。
「城東ゆめの樹保育園」を設置・運営するのは(社福)三養福祉会です。本部は門真市にあり、大阪一帯で数多くの老人福祉施設を運営しています。
保育所を運営した経験は無く、今回が初めてだそうです。大規模保育所となるので、準備も慎重に進めているのでしょう。
この地域は大型マンションが密集している一方、保育所はやや不足気味です。
周囲にある保育所はいずれも入所最低点が高止まりしている反面、入所倍率は概ね1.5倍以下です。フルタイム共働きであれば入所できる反面、短時間やパート勤務の方は入所しづらい状況だと推測されます。
本保育所は非常に規模が大きくなっています。短時間やパート勤務の方など、やや点数が低い方でも入所できる可能性は十分にあるでしょう。
重要:4/6~5/7まで入所募集中
本保育所は平成30年7月1日の開所が予定されています。開所時の入所募集が4月6日から5月7日にかけて行われています。
平成30年4月6日から(仮称)城東ゆめの樹保育園の利用申込みを受付します
(仮称)城東ゆめの樹保育園の開設に伴い、平成30年4月6日から利用申込みを受付します。
入所を希望する方は、期間内に必ず申し込み手続を行って下さい。