平成30年度保育所等一斉入所申込状況分析、第11回は天王寺区(暫定版)です。

昨年の分析記事等はH29分析から、同区の過去の分析記事は「検索:天王寺区 分析」からご覧下さい。大阪市子育て支援施設マップ(非公式)も役立つと思います。

本来は詳細な説明文を掲載したいのですが、今年は希望保育所等の変更期限が11月20日と前倒しされてしまい、時間がありません。

そこで、まずは「暫定版」として、各区・施設・年齢毎の募集予定数・第1希望申込数等をまとめた表を掲載します。その後、コメント等に答える形で追記していく予定です。


※昨年より入所倍率が0.1倍以上増加した箇所はオレンジ・0.1倍以上減少した区は水色・入所倍率が2倍を超えた箇所は赤・保育士優先枠が存在する申込欄は薄緑で表示しています。

新設園の入所見通し

来春、天王寺区ではほっぺるらんど天王寺上本町聖和かいせい保育園が開所する予定です。両園とも工事は順調に進んでおり、無事に4月の開所を迎えられると感じています。

同区は1-3歳児の待機児童問題が非常に深刻です。その為、募集人数が多い新設園を第1希望として申し込んでいる方が少なくありません。ほっぺるらんどは61人、聖和かいせいは87人、併せて148人が第1希望としています。

気になるのは入所するのに必要な点数です。多少曖昧な部分もありますが、可能な範囲で見通してみます。

まずはほっぺるらんど天王寺上本町です。第1希望が少ない0歳児は、加点が無くても入所できると感じます。0歳児入所が厳しいのは、少ない募集人数にきょうだい加点がある児童が集中するケースです。新設園ではあり得ない現象です。

問題は1-2歳児です。入所倍率・募集人数・周辺他園の状況を踏まえると、フルタイム共働きでも入所できない児童が多数生じるでしょう。

2年前にポピンズナーサリースクール天王寺が開所しましたが、依然としてこの地域の保育所は足りません。四天王寺夕陽丘保育園蓮美幼児学園うえしおキンダースクール蓮美幼児学園たにまちナーサリーに申込みが殺到する構図は変わっていません。

同じく厳しいのは聖和かいせい保育園です。ここ数年で多くの保育所が開所した区中部・北部と比べ、南部に開所した保育所は天王寺駅前おおぞら保育園のみです。同園の第1希望者が年々増え、待機児童問題が加速度的に深刻化している地域です。

今年はおおぞら保育園・すくすく保育園天王寺和み保育園の第1希望者が大幅に減少しています。一部が聖和かいせい保育園を第1希望としていると推測されます。

第1希望倍率ベースだと、ほっぺるらんど天王寺上本町を上回っています。一方、周辺他園は第1希望者が募集数を大きく上回っているとは言え、中部の保育所ほど殺到しているわけではありません。

結果的に、入所するのに必要な点数はほっぺるらんど天王寺上本町、もしくは若干下回るのでは無いかと推測しています。

今後の予定&お願い

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