H27新設保育所紹介シリーズ、第14回は「げんき上本町園(天王寺区)」です。

基本データ
名称げんき上本町園(天王寺区)
住所天王寺区筆ヶ崎町24-8(地番)
天王寺区筆ヶ崎町3-21?(住居表示)
定員80人程度
設置・運営法人社会福祉法人 千早赤阪福祉会
電話番号0721-90-2068(石川保育園)
ホームページhttp://ge-n-ki.com/uehonmachi_profile

新設保育所は地下鉄・近鉄鶴橋駅から玉造筋を超えた西側、大阪赤十字病院の東側の住宅街に設置されます。
ル・トーア東亜美容専門学校から千日前通へ抜ける裏道沿いです。
先日まで貸し駐車場が設置されていましたが、現在は園舎の建築工事が進行しています。
北には事業会社の事務所・倉庫がありましたが、現在はグループホームフレンド筆ケ崎となっています。

大阪赤十字病院を中核施設とする筆ヶ崎地区は再開発が盛んに行われています。
地区南側は多数のタワーマンションがあり、多くの子供の声が聞こえてきました。
また、通勤・通学・通院の為に行き来する人間も多く、日中は人通りが絶えません。
ただ、新設保育所が設置される一画は再開発に着手されておらず(計画地域には含まれている様子です)、戸建てや事業所が混在しています。
人通りは決して多くありません。

少し心配なのは自動車の通行量です。
地区内は通院・通勤・住民の生活の足として用いられる自動車の通行量が多いにも関わらず、道路幅は広くなく、歩道も十分ではありません。
特に保育所の前面道路は生活道路にも関わらず通過交通が多く、登降園には細心の注意が必要でしょう。
また、グループホームを挟んだ北側には近鉄の高架線路があります。
十分な防音・防振対策を行うと想定されますが、どれだけの騒音・振動があるかが気になります。
入所を検討されている方は、申し込み前に必ず現地をご確認ください。

保育所の周辺には園庭代わりになる児童公園は見つかりませんでした。
赤十字病院内にある堺支援学校大手前分校に児童公園が併設されていますが、ここを利用するのは考えにくいです。
関係者以外の利用を遠慮して欲しい旨の看板も掲示されていました。
タワーマンション等に児童公園が併設されているのでしょうか。

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左側のクリーム色の建物はグループホーム、奥のガラス張りの建物は美容専門学校です。

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基礎工事は順調に進んでいる様子です。

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予定通りに園舎は完成しそうです。

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近鉄の高架橋が近くにあります。

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保育所の目の前にある大阪赤十字病院です。

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玉造筋は交通量が多いので注意が必要です。

天王寺区は大阪市内で保育所へ入所するのが最も難しい区の一つです。
区内全域で入所が困難な状況であり、特に北部・中部はきわめて深刻です。
区内全域で多くのタワーマンションを建設する再開発を行ったにも関わらず、見合う数の保育所を設置していないのが大きな原因の一つです。
再開発計画そのものに保育所の新設をビルトインすべきだったのではないでしょうか。
商業テナントの誘致よりも優先順位は高いでしょう。

ここで重要なお知らせがあります。
げんき上本町園では10月5日まで年度途中一斉入所の募集を行っています

天王寺区は特に1-3歳児の入所が難しく(詳細はこちら)、年度途中の一斉募集は大きなチャンスとなります。
入所が内定すれば開所予定たる平成28年1月から新設保育所で過ごす事となります。
10月5日までに忘れずに手続を行って下さい。