大阪市でインフルエンザが猛威を奮っています。昨年より1カ月ほど早く流行が始まり、早くも注意報レベル(定点医療機関あたりの患者数10人以上)を越えました。
その後も感染拡大が続いています。
周囲でも「学校で学級閉鎖が始まった」「授業中に早退する子が何人もいた」「給食が余るので、お代わりし放題」「保育室が心なし寂しく、先生が一斉にマスクを着け始めた」といった変化を感じています。今週末には大阪でも警報レベル(同30人以上)に達する可能性が高いと推測しています。
大阪市内や全国各地における学校や保育所等の感染状況の多くは感染症情報マップで確認できます。施設毎の各種疾病等による出席停止人数や学級閉鎖数が掲載されています。全ての自治体が入力している訳ではありませんが、大阪市内では多くの学校や保育所等が入力しています。
直近(11月18日)の大阪では、数え切れないほど多くの学校や保育所等でインフルエンザによる出席停止が発生しています。これほど多くのマーキングを見た記憶はありません。
https://public.tableau.com/app/profile/jssh.absence.information.mapping.service/viz/__16470721871210/1
中でも感染の中心となっているのは保育所等です。学校ではありません。感染症情報マップでマーキングされている施設の大半は保育所等です。
しかも感染の規模が大きい保育所等が少なくありません。円のサイズによって在籍者に対する感染者の割合が分かります。割合が大きいほど大きな円で表示されます。
クリックすると施設名・在籍者数・感染者数が表示されます。小さな規模で数人が感染している保育所等もあれば、100人前後の園児に対して20人以上が感染している保育所等もあります。園内および家庭内(きょうだい間)で感染が広がっていると考えられます。
ここ数日、学校や保育所等からは現況や感染予防に関する連絡が何度もありました。保育園児を含む子供達には「手洗いだけはしっかりして」と伝えています。マスク着用も有効です。
感染はまだまだ序の口でしょう。これから更に広がる可能性が高いです。皆様もお気をつけ下さい。我が家は未だ誰も感染していませんが、時間の問題かもしれません。


