2026年度新設保育所紹介、第2回は「なないろスマイル新高保育園(淀川区)」です。
なお、大阪市内で2026年4月以降に新設開所する保育所等が発表されましたに一覧表を掲載しています。ご参照下さい。
ストリートビュー・基本データ・周辺環境
| 基本データ | |
| 仮称 | なないろスマイル新高保育園 |
| 住所 | 大阪市淀川区新高4-6-16 |
| 開所予定日 | 2026年4月1日 |
| 予定定員 | 80名 |
| 設置・運営法人 | (株)ウィンクルム |
| ホームページ | https://www.nanairo-smile.ed.jp/about.html |
なないろスマイル新高保育園は大阪市淀川区新高4-6-16に設置されます。しばらくは貸し駐車場として利用されていました。建築工事が順調に進んでおり、建物が姿を現しています。
西側にはお寺、東側は戸建て住宅と接しています。
建築現場には入園説明会(終了)や保育士・調理スタッフを募集するチラシが掲示されていました。
この場所に木造2階建ての開放的な園舎が建築されます。
詳細は設計・施工監理を行うアバクス・アーキテクツ社のウェブサイトに記されています。
敷地は南北の両側を道路に挟まれており、北側に玄関を設けました。コンパクトな敷地ですが、新高公園に面した南側の保育室はとても明るく開放的です。活発な子供たちの健やかな成長を促すべく、屋内ホールでネット遊具などの仕掛けを施主さまと計画させていただきました。このあたりは地盤があまり強くないので建物軽量化のため木造を採用しています。まんべんなく耐力壁が必要な中で、なるべく窓を確保しつつ階段配置を工夫して室同士をつなげたり天井を高くしたり、大きな空間が作れるように計画しました。
隣接する一戸建て住宅と比べると分かりやすいのですが、園舎は天井高が非常に高く感じます。出来るだけ多くの自然光を取り込もうと意図しているのでしょうか。園舎内には大きなプレイルームも設置する予定です。
園舎は北側道路にまで貫通しています。逆L字型と言うのでしょうか。「L」を上下反転したかの様な敷地です。
同園の特色は園のすぐ南にあります。狭い道路を越えた先には新高公園があります。あたかも保育園専用の様な公園です。
遊具はやや少ないのですが、子供が走り回れる大きな広場があるのが好印象です。複数のクラスの子供が一緒に遊べるほどの広さがあります。幼児クラスは公園で、乳児クラスは屋内プレイルームで遊ぶという棲み分けも可能です。
最寄駅は阪急宝塚線三国駅です。徒歩8分ほどで辿り着きます。同駅から梅田までは3駅10分です。徒歩12分ほどかかる阪急神戸線神崎川駅も利用できる場所にあります。交通利便性は非常に高いです。
運営法人・設置予定地域の保育事情
なないろスマイル新高保育園を設置・運営するは(株)ウィンクルムです。本社は大阪市淀川区にあります。
この地域にてなないろスマイル保育園・なないろスマイル三津屋保育園・なないろプラネット(児童発達支援施設)を運営しています。地域に根ざした保育を実践しています。
淀川区は保育所等が著しく不足している地域の一つです。特に同園が新設される新高・三国地域は活発な再開発が行われており、保育需要が増え続けています。
ようやくここ数年でまとまった数の保育所等が新設されており、本園もその一つです。それでも保育所等が足りず、不足感は今後も続くでしょう。
新設保育所は園内や保育の様子を見学できないのがデメリットの一つですが、同園の場合は近隣2園を見学する事によって保育内容等を知る事ができます。2度に渡って説明会も開催しました。
そうした活動が共感を持たれたのでしょうか。申込状況(中間発表)では多くの申込者がありました。特に1-2歳児では申込数が募集数を上回りました。保育士等優先利用での申込者も2名います。
https://www.city.osaka.lg.jp/yodogawa/cmsfiles/contents/0000663/663556/moushikomi-joukyou_20251028.pdf
園舎・立地環境・最寄駅までの距離等は申し分ありません。同園には好印象を受けました。








